平成18年5月分

5月 31日(水) 二日目は長崎観光。平和公園やグラバー亭などお決まりのコース。修学旅行生が多く、
       平地が狭い所へ同じ場所に何台もの大型バスがやってくるので駐車場が大変。昼を長崎の
       中華街で食べたが量は申し分なし。素材も良かったが、エビチリの味付けが甘いのには驚いた。
       昨日食べた刺身の醤油も少し甘かったがこちらの方は甘味が強いのが好まれるのだろうか。
       グラバー亭ではフリーメイソンの印の入った門柱を確認。それにしてもグラバー亭の入口の
       まん前に大谷派のお寺があったのにも驚いた。

5月 30日(火) 七組の旅行。行先は長崎の雲仙温泉。途中雲仙普賢岳の土石流の被害の実情が保存され
       てある場所へ。海岸に近いところでも一階部分が土砂に埋もれてあった。いかに大量の土砂が
       流れだしたか。当時のテレビ映像での記憶しかなかったが、やはり現場へ来て見ると被害の
       凄まじさ、自然の力の強大さを実感する。

5月 29日(月) 天気がいいと少し汗ばむようになってきた。これで内臓脂肪も痩せればいいのだが。

5月 28日(日) 親戚のお寺の法事にお参りする。宗派が違うのでお経もさっぱりわからないが、法事の際の
        ご門徒のかたの気持ちというのが少し理解できた。意味がわからないからといって、その時間が
        無駄、退屈ということになるのではなく、そこで勤められている空気、荘厳さというものが伝わって
        くる。意味がわかったところでそれは自分勝手な知恵の充足ということになってしまう。法事の
        意味を確認させていただいた。

5月 27日(土) 午後から7組の講演会。前回に続いて上場先生のお話で今回は聖人没後の本願寺成立
        に向けてのお話。お話の中で親鸞聖人と道元禅師が面識があったのではというのは初めて
        聞かせていただいた。その根拠としてまず同時代に京都におられたこと。さらに末娘の覚信尼公
        が奉公されていたのが禅師の兄の貴族、久我氏の屋敷であったこと、そして意外な証拠として
        漢字の手偏の三画目の書き方が普通は下から上に撥ね上げるのに、道元禅師は上から下に書か
        れたそうで、その書き方は親鸞聖人の直筆にも見られる、そんな書き方は特別だからきっと何か
        関係があったに違いない、というある書家の説。これは面白い。まさか聖人と禅師が机を並べて習字
        のお稽古をされたとは思わないが、そんな場面をも想像させる。

5月 26日(金) 吹田の方にお参りがあり、お檀家さんがお近くのお家に車を駐めさせていただく場所をお願いいた
        だいたようでその家の前にご案内いただいた。これから駐車違反が厳しくなるようなので助かる。

5月 25日(木) 午後から住吉大社近くへ仕事。このあたりは路面電車が走っていたりして、時間の流れが
        ゆったりとしているよう。浪速の風情が感じられて、羨ましい気もする。

5月 24日(水) 久しぶりの完全な休日。ドライブがてら淡路島へ出かけた。明石の橋もゆっくり渡るのは
        初めて。1時間足らずで淡路に着いた。淡路夢舞台という散策型庭園へ。いろいろな花が咲き
        じつにゆったりした気分に。独特の建築物はあの安藤忠雄デザイン。光を取り込む様式と
        打ちっぱなしのコンクリートはまあ独創的ではあるが機能的とは言い難く、まあ芸術してるなあ
        というところか。

5月 23日(火) 夜 七組の臨時組会。思ったよりたくさんの参加者があった。わざわざ勧励委員長に
        おいでいただき、経過説明、そのあと質疑応答があったが、どうも感触としては次年度からの
        門徒戸数を組み込んだ割当は難しそう。いろいろ地域によって状況も異なるし、既存の方式
        との差異が出てくることへの十分な了解がえられるのか、見切り発車となれば現場での混乱
        も出てくるだろうし、お金の絡む事だけに欲と妬みという煩悩が露骨に発揮されてそれはそれで
        面白い場面も出てくるかもしれない。

5月 22日(月) 今日お参りに行ったお家で、昨日の参拝旅行に行きたかったが、という話が。まだまだ
        人数的に余裕があっただけに残念。以前に参加いただいた方にはもっと積極的におよびかけ
        するべきだったと反省。

5月 21日(日) お寺からの本山参拝旅行。参加人数は少なかったが、快晴に恵まれ、道路事情も
        よく1時間で京都へ。東寺のところで露店をやっていたので少しだけ植木屋や古着屋を見て
        それから本山へ。今日は収骨の方も多く、参拝接待所の所は満員。ホールで法話を聴聞させ
        ていただいたが、そこも満席。諸殿拝観も案内役の職員の方が解説も話術もこれぞプロという
        ガイド。イケメンでもあってご門徒の方には好評だった。昼食は表小書院で泉仙の精進料理。
        午後から瓦洗い。これは1枚が大きくちょっと大変だったかも。そのあと工事現場の視察。日曜
        ということで工事はお休みだったが、大屋根を間近で見る滅多にない経験をしていただいた。
        そのあとは枳殻亭へ。花は躑躅ももう終わりかけだったが、新緑がきれいで広いお庭を堪能して
        いただいた。帰り京都の老舗のおせんべい屋さんに案内しようとしたら、なんと日曜は休み。さすが
        京都らしい。帰りも渋滞することなく予定通りに帰阪。

5月 20日(土) 神戸から京都の霊園にまわって午後また大阪市内をまわるという強行日程。土曜日
        で道路事情がよくなんとかこなせた。と思ってほっとしていたら、朝地域の子育てサロンの
        お手伝いに行くのをすっかり忘れていた。まったくフェイントに弱い。

5月 19日(金) 夜 楽の練習。鉦鼓を練習させていただいたが、なかなか緊張すると音が出ない。
        自分でも死んだ音になっているのがわかって恥ずかしい思い。

5月 18日(木) 夜駐車場協会の総会に出席する予定が、急用で行けなくなる。会長さんに断りの連絡
        をしようとしたところへ、会長さんが総会のことで来られてそこでお断りすることに。重なる時は
        仕方がない。

5月 17日(水) また雨模様の天気。五月晴れとは程遠い天候がこの月は多い。その分植物には水分が
        行き渡って緑がきれい気もする。

5月 16日(火) 夜7組の役員会。講演会の事の話し合いかと思ったら、門徒戸数調査についての話。こちら
        には十分情報が伝わっていないので、もうひとつどういう方向に進んでいくのか見えてこない。

5月 15日(月) 本山参拝旅行の資料を作っていて、お斎(とき)をいただくときに唱和する食前と食後の
        言葉が正確に思い出せない。本山の資料も当たったが見当たらない。でインターネットで検索
        したらすぐにヒットした。ITの功罪はいろいろ議論されているが、この便利さは今までにはなかった
        こと。それをいかにうまく利用するかだ。

5月 14日(日) 堺のほうにお参りに行ったら、ちょうど自転車のロードレースをしていてそこらじゅうで
        交通規制。堺は自転車産業の町でもあるのでこういう催しもあるのだろう。とりわけニュータウン
        地域では道路もレースを考慮して作られている様子。おかげでこちらは大迂回を余儀なくされた。

5月 13日(土) 臨時のお参りがあり、時間指定のところがあったりしてばたばたしていたら、古くからの
        お檀家さんのお参りを飛ばしてしまった。わかっているつもりでも確認する、このことを肝に
        命じたい。情け無い。

5月 12日(金) あるお檀家さんでいきなり八卦を信じますか、と聞かれた。占いはその似非論理の立て方
        には興味はあるが、それを信じるという事はありません、むしろ迷いの元となりますよと答えて
        おいた。どうも孫娘さんの結婚についてあまり賛成でなく、その根拠を占いに求めたいようだった。
        理屈には合わない自分の考えを正当化する手段として占いというものが存在しているようだ。
        肉親としての情はわかるが、それに縛られては本当に大切なものを見失う事になる。

5月 11日(木) 夕方から教区教化委員会。声明原理主義的な考えの人もいるので意見が言いにくい。
        もうここには用はなさそう。そのあと久しぶりにミナミへ出た。

5月 10日(水) 夜うちの寺で組会。このごろは車で来られる方もあり、また年配のご住職も酒量が少なく
        なっておられるのでお酒はそんなに減っていかない。この日のために買っておいた黒糖焼酎も
        自分で飲んでみたが、あまり美味しくなかった。銘柄にもよるのだろうが、やはり麦あたりが飲み
        やすいということか。話題としては門徒戸数調査の話が出たが詳しくは23日の臨時組会でという
        ことに。

5月 9日(火) 午後からは昨日に続いての法要手伝いに。そのお寺で飼っておられる犬が動くぬいぐるみ
        のようでメチャメチャかわいい。トイプードルという種類らしいがそんなに鼻がとんがっておらず
        まだ生後四ヶ月くらいの子犬で、つい飼いたくなるが、値段を聞いて断念した。

5月 8日(月) 連休明けで道路が混んでいて、江坂まで1時間かかってしまった。今年の曜日の並び
        だと今日から一斉に仕事始めになろのだろうが、いきなりの渋滞は辛い事だろう。午後から
        初めてのお寺にお手伝いに寄せていただく。平日の午後の法座でたくさんのお参りの方が
        来られていた。同じ市内のお寺なのにこちらももっと呼びかけに力を入れなければ。

5月 7日(日) 連休の最後に雨模様。こちらはあまり支障はないがUターンラッシュで雨はうっとうしいのでは、
        と僻み根性で思ったりもするが、そんなに混んでいない模様。

5月 6日(土) 午後から親戚の法事。法話も頼まれていたが、お参りに来られる方の中にはお西の
        有名なご法話のご講師もおられて何を話したらいいのやら緊張した。そのあとの食事のとき
        ある方から心配?しながら法話を聞いていたけど、親族の話も交えてよかったという言葉を
        いただいた。まだまだ安心して聞いていただくには話術が心もとないという事か。

5月 5日(金) 今日も好天の休日日和。午後から休みだったのでジュンク堂に出かけたら、結構大勢
        のお客さんが来られていた。休みに本を読もうとする人もたくさんおられることを知ってちょっと
        安心した気分。

5月 4日(木) 本堂を使っておられた人が誤って障子のさんを折ってしまった。連休中ですぐには直せ
        ないかと思ったが、お檀家の建具やさんに連絡したら、本堂の事だからすぐに直しますと
        いわれてお休み中にもかかわらずその日の内に修復していただいた。ありがたいことだ。
        ご門徒のかたのご崇敬のお心を感じさせていただいて、こちらもなお一層大事にしていかな
        ければという気持ちが強くなった。

5月 3日(水) 郊外に向かう車の大渋滞。昼過ぎでも中国道西行きは吹田のあたりから混んでいた。
        ただその脇の側道は空いているので助かる。夕方多田のお寺で法事の打ち合わせ。

5月 2日(火) かねてより渇望していた携帯型音楽プレイヤーを購入。かつてはイヤホーンに違和感が
        あったが、今のものは機能が格段に進歩して支障はなさそう。ただどれだけ聞くか。まさか
        衣を着て自転車に乗りながらイヤホーンというわけにはいかない。

5月 1日(月) 連休の谷間の平日だが、町は休日モード。ただGWにはいって快晴で暖かい日が続く。
        まあ仕事をしていても気分はいい。花粉症もどうやら治まった様子。