平成19年4月分


4月 30日(月) 昨日の夜、この春から勤め出した長男が帰ってきた。いろ
    いろ大変らしいが、なにもかも初めてのことだから仕方がない。仕事に
    職場の人とのおつきあい、今のうちはこちらが少しくらいはアドバイスでき
    るが、そのうちこちらからあれこれ尋ねるようになるだろう。

4月 29日(日) 蓮如上人御祥月法要。20名近くご参詣いただきよかった。
    多田先生のご法話は、命が支えられてあること、それを目の不自由な方
    の記事をまじえながらお教えいただいた。

4月 28日(土) 明日の蓮如忌の準備。今日は少し時雨れたがなんとか明日は
    天気はよさそう。もっともこの時期天気がよすぎると、かえって少なくなる
    怖れも。

4月 27日(金) 夜 楽の練習。先月当番に当たっていたにもかかわらず、欠席
    したので、今月は早い目に出かけて準備。まあうちは別院に近いからいい
    が、遠いと夕方6時過ぎに市内向けに車で向かうのは大変だろう。

4月 26日(木) 庭の躑躅が満開だが、やたら白い花が多い。以前は赤い花も
    半々くらいにあったような気がしたが、いまは7:3くらいで白が多い。よく
    見ると白い花の一部にピンクの花もあり、あるいは元は赤かった花が、白く
    なっていったのではと思われる。土壌のせいか、原因はわからないが白い
    花も満開になれば見事なのでべつに不満はない。

4月 25日(土) 夜 7組の研修会で宗派の会計についてのお話を主計さんから
    伺った。実際に必要なことでたいへん勉強になった。

4月 24日(火) 昼は奈良のお寺に報恩講のお手伝い。いつも後堂が完璧に
    用意いただいているので、感心する。夜 おみがき。9名の方に来て
    いただきにぎやかにお手伝いいただきました。

4月 23日(月) 近くのお檀家さんの家で、以前は偶にウグイスやメジロがきて
    いたのに、この頃は見られなくなったという話に。そういえばほんとに偶に
    だがそういった珍しい鳥が見られたが、この頃はもっぱらスズメかカラス。
    こうした鳥たちが都会に適応しているということだろうが、知らず知らずの
    うちに都会の中の僅かな自然も失われていったということだろうか。

4月 22日(日) 今月はこれから忙しいので、今日青草人の原稿書き。わかり
    やすくを心がけているが、最近のできごと、たとえばアメリカの銃乱射事件
    も少し取り上げてみたが、来月末にこの新聞を配る頃には、もうかなり古い
    印象になってしまうだろう。

4月 21日(土) 久しぶりに御遠忌の附楽に参勤。天気がよく、参堂列は暑い
    くらい。法要の方は三重念仏の音が、高いほうのソとラの間まで出して
    いた。もうとてもこのレベルではこちらの出る幕はない。

4月 20日(金) 午後教区の教化委員会。得度準備講習のの反省会。子供
    の一泊研修は好評のようだが、今年はちょっといろいろあったらしい。
    子供さんの気質も変わってくるから、対応がだんだん難しくなってくるよう
    だ。

4月 19日(木) 毎年マレーシアに旅行に行っておられる方から、マンゴーの
    ドライフルーツをお土産にいただいた。帰って食べてみると、南国の果物
    らしい香りがして美味しかった。言葉が堪能なご親戚と一緒に滞在型の
    ホテルでゆったりとした旅をされているようだが、いつかそんな旅行をして
    みたい。

4月 18日(水) 北斎場にいつも某葬儀社の同じ女性が待機しておられる。
    自然と顔なじみになったが、もう何年も同じ場所におられるので、斎場
    の職員以上にここを仕切っているようにも見える。時々は休んでおられる
    のだろうが、偶に行くこちらがいつも顔を合わせるという事は、殆ど毎日
    来られているのだろう。これも考えてみれば大変な仕事だ。

4月 17日(火) 久しぶりに髪を刈った。だいぶ伸びていたのでいつもの店に
    電話したら休みのようだったので、違う店に久しぶりに出かけた。たま
    には気分が変わっていい。

4月 16日(月) 教区の教化委員会。そのあとご講師の先生を交えての会食。
    二次会では久しぶりにカラオケ。しかしそれどころではない話も聞かされて
    酔いはすぐ覚めた。

4月 15日(日) 青草人の会の話は「如来大悲」。『べし』という言葉の古文の
    用法について、これは強制や決意ではなく、必ずそうなるであろうという
    推測の意味、というところからはいっていった。恩徳についても、病気が
    治りました、ということでも、病気になって健康のありがたさがわかりました、
    ということでもなく、病気になるのが当たり前の身を生きている事に気付か
    せていただきました、ということに感謝していくという話に。昼前また地震が
    あった。先月に続いてだけにちょっと気味悪い。

4月 14日(土) 久しぶりに友人と会食、というより飲み歩き。福島にもいろいろ
    美味しい店が出来ているようで、ネットでも紹介されているらしい。今日も
    初めて入った店だったが、魚が美味しく、その店に来ておられるお客さん
    とも楽しい会話が交わせた。

4月 13日(金) 夜 会合。分かったようで実際には分かっていなかった事が
    よくある。分かったつもりではなくて、どこまでも分からないつもりで尋ねて
    いくことが肝腎。

4月 12日(木) 能勢のほうのご門徒さんのお話によると、1月2月にほとんど
    降らなかった雪が、4月になってから降ったそうだ。花冷えという言葉も
    あるが、ちょっと気候がおかしくなっているのは確かなようだ。

4月 11日(水) この地域でのマンションの建設計画が増えている。しかも
    50階やら30階やらやたら高層の物が次々に建てられるようだ。
    賑やかになるのはいいのだが、建設予定地は地域の周辺が多いので
    そのうち中心部は谷底状態になるような気もする。空を眺められるのも
    今のうちかも。

4月 10日(火) 夜組会。今度の旅行で清沢満之記念館を訪問することに。
    ただそのお寺の方は止めたほうがよいということらしい。清貧のイメージ
    は、イメージのままにしておくのがいいのだろう。

4月 9日(月) 隣寺の先代のご法事。そのあとホテルでの会食。豪華な
    お相伴をさせていただいた。

4月 8日(日) この時期何処を通っても桜の花が見られる。今日は宝塚から
    北六甲あたりを走ったが、淡い色合いが目をなごませてくれる。

4月 7日(土) 花散らしの雨が降った。この時期天気は不安定だが、この
    雨が新芽を出させるのかと思うと、よしとしよう。

4月 6日(金) この頃は家族葬という形で送られる方が多い。少し寂しい気も
    するが、ご家族の方だけでゆっくり送り出したいというお気持ちもよくわか
    る。

4月 5日(木) 今日は臨時の用事が多く、花まつりのお手伝いには行かれず。
    好天だったので盛況だったろう。ただ地域的にうちの寺は区の東端に
    なるので、お檀家さんの子供さんは保育園に行っておられる方以外は
    あまり区の中心の会場までは行っておられないだろう。

4月 4日(水) 夜福島区仏教会の花まつりの準備の総会へ。いろいろな
    ところに呼びかけていただいたおかげか、来場者に手渡すお土産の
    種類が多かった。袋詰作業が大変だったが、来られた方が喜ばれる
    ことを思うとそれもよしとしなければ。

4月 3日(火) 夕方大川端を通ったら、お花見をしているグループが何組
    かあった。満開の花の下で結構なことだが、だいぶ寒かったのでは。

4月 2日(月) 今春は黄砂がひどいらしい。温暖化の影響か環境破壊に
    よるのか、カシミヤを購入しすぎるのか、いずれにせよ人為的な要因
    も大きい事だろう。はるか彼方の砂漠の砂がここまで飛んでくると
    いうことは、地球がひとつの環境であることを訴えているとも考えられる。

4月 1日(日) はやくも4月。新年度という感覚はないし、暖冬だったから、
    春を待っていたという喜びもない。ただカレンダーが一枚めくれたという
    だけでは、実はもったいないことなのだろう。一輪の花、初々しい新芽を
    のぞかせる木々の喜びを感じていかなくては。