平成19年10月分


10月31日(水) 区の仏教会の旅行。姫路の亀山御坊本徳寺と鶴林寺、昼は
     赤穂御崎の温泉でという行程。本徳寺さんではご住職がいろいろお話
     いただいて真宗の寺院の形態が門徒衆と共にあったことを聞かせていた
     だいた。昼食のあと温泉に入りたかったが、かえって汗をかいて風邪をひいて
     もいけないので断念。しかしじつに景色のいい所だった。瀬戸内と言うのは
     海と山と空が実にうまく配置されて心が洗われる。鶴林寺も古いいいお寺で
     こちらでもご住職からいろいろお話いただいた。平安時代の建物に壁画が
     残されているようだが、今はすすと汚れで真っ黒にしか見えないのは残念。
     何とか復元する手立てはないものだろうか。

10月30日(火) 夜 お勤めのお稽古のあといろいろ話が長くなって帰ったら1時半
     過ぎ。翌日が心配。

10月29日(月) 夜 民生委の会合。そのあと一杯飲む。大きな貝にビールという
     美味しいがコレステロールには危険な組み合わせ。

10月28日(日) 10時、11時、に法事があって、3時半から箕面の霊園で納骨
     夜は通夜、とフル稼働の一日。

10月27日(土) 今日も雨。大きな証券会社を退職された方にいろいろと内輪話を
     聞かせていただく。社会というのは表があって裏がある、それが自然体と
     いうことだと思う。この頃はリークという形で裏が表に出てきているが、果た
     してそれが全ていいことなのかどうか、わからない。

10月26日(金) 久しぶりの雨模様。昼過ぎには雷も鳴っていた様子。難波別院
     の助音。中逮夜だったが、さすが別院は声が高い。ちょっと高すぎるのでは
     という気がしないでもなかったが、声が潰れた。

10月25日(木) 報恩講の助音。今年初めてだったので緊張したがnなんとか
     格は保てたのでは。以前は初重が苦手だったが、このごろは太い低めの
     声も出せるようになった。その分高い声は出なくなっているが、本山別院
     以外は高く出すと逆に内陣とのバランスが崩れてよろしくない。ようやく
     その加減を会得してきた。

10月24日(水) 午後服部の墓地へ。その家の方は大阪市内からいつも自転車
     で来られるとのこと。なにか道中にお墓参りするということへの思いを熟して
     いかれるような気がして、少し羨ましい気もした。

10月23日(火) 息子さんが郵便局(今は名称が変わったかもしれないが)にお勤め
     の方と年賀状の話に。もうそんな季節になったのかという感じ。

10月22日(月) NHKのお昼の番組で、東本願寺の修復現場の中継を生放送
     していた。ちゃんと瓦に記名されたものも写されており、全国のご門徒の
     方へのいいアピールになった。

10月21日(日) 組内のお寺の報恩講に行ったら、お寺の近くにコインパーキング
     が出来ていた。しかも1時間100円と割安。オープン記念特価かもしれない
     が、寺の近くにパーキングができるのはありがたいことだ。

10月20日(土) 午後から小学校時代の先生の講演を近くの画廊に聞きに行く。
     出版された本の挿絵を描かれた方の個展のゲストということでお話された。
     画廊のある建物も莫大小(メリヤス)会館という戦前からあるレトロな
     コンクリート作りで時代を遡ったような気分。

10月19日(金) 別院で報恩講の声明の習礼。八淘の淘数の確認、やはり
     高い声での多い淘は疲れる。しかし声が途切れないよう注意。

10月18日(木) 夜 区仏の総会。聖跡巡拝旅行の説明。今度はお西の名刹に
     参拝するのに、お西のお寺の方の参加がお一人だけ。ちょっと寂しい。

10月17日(水) 隣寺の満中陰の法事。伽陀がなくいきなり御経なのでとまどった。
     出仕して合掌を解いたらキンが入ったので、お経を開く間がなかった。
     音木も入らないので声をそろえにくかった。まあちょっとこちらが走りすぎ
     たので反省。

10月16日(火) 夜 楽の練習。附物の練習ではなるべく本番の高さをと思った
     が、もう一人で平調はしんどい。

10月15日(月) 東寝屋川まで普通列車で往復したので文庫本100ページ以上
     読めた。1軒だけで乗り換えなしなら電車が便利。

10月14日(日) ご門徒さんのお家で報恩講を勤められる。古い由緒のあるお家
     なので、御文の本も寺にあるのより装丁も立派。しかも御文箱も金箔で
     羨ましい限り。真四句目淘五で勤めさしていただいた。

10月13日(土) 好天に恵まれ、いつもよりたくさんのお参りをいただき嬉しかった。
     今年は式嘆のかわりに、金子先生の詩、「親鸞」を読んだ。わかりやすく
     長さもちょうどよいのでは。

10月12日(金) 報恩講の準備。装束を迷う。だいぶ涼しくなってきたので
     厚手の精好で見栄えをよくするか、暑さ対策として薄手の羽二重にするか
     まあ年に一度の事だから多少の暑さは辛抱しよう。

10月11日(木) 民生委の研修。信楽の知的障害者入所施設を訪問。地域全体
     で障害のある人たちを受け入れておられるという事に感動した。

10月10日(水) 11日のお参りを今日にまわしたので、忙しい一日に。先月に
     伝えてあったのだが、変更したお家の皆さんきっちりと待っておられた。
     ありがたいことだ。

10月 9日(火) 夜 組の青年会が寺であった。楽入りの法要について、楽僧
     の方に来てもらっての学習。管が揃う、ということは実際に聞いてみた方が
     分かりやすい。幸いこの組では若手の楽僧が多いのでこういう学習会も
     開きやすい。

10月 8日(月) 朝から少し雨模様。組内の報恩講が始まったが、いつも
     この日は雨模様のような気がする。もっとも今日は2時頃から晴れて
     きたのでちょうどよかった。

10月 7日(日) 朝 地域の小学校で行われる行事の準備。天気がよく
     なにより。夜はご門徒の方に来ていただいておみがき。磨き方にも
     各人各様があり、微妙に仕上がりが違ってくる。

10月 6日(土) 報恩講の準備。花瓶や鶴亀のおみがき。

10月 5日(金) 天満別院の報恩講に楽僧で参勤。寺からはここが一番近い。
     附物は平調のときはいいが、少し下がった時が難しい。壱越しか音は
     ないが、それでは少し低くなる。まあ人間の声のようにはいかない。

10月 4日(木) 堺方面にお参りに行くと、どこもかしこも秋祭りの地車行列
     の案内があふれている。同じ大阪府とはいえ摂津と泉州では気質が
     違うということが祭りの取り組み方を見ているとよくわかる。

10月 3日(水) 夜会合。この日記を読んでいるという方が二人もおられた。
     気をつけなければ。

10月 2日(火) 歯医者の定期点検。数日前の夜の寒さで歯を噛みしめ
     すぎたせいか左奥歯が少し痛んだので、その旨を伝えると、ちょうど
     そこは最近治療した所だったので少しそこを削ってもらった。
     夜になると痛みがマシになってきたので治療が効を奏したようで
     よかった。

10月 1日(月) 前庭に彼岸花がようやく咲き出した。庭の一番端から出て
     くるので気がついたときは花が開いていた。幽霊花の由来もなるほど
     という感じだが、花は鮮やかで秋らしくていい。