平成23年 7月分



7 月31日(日) 今日からお盆参り。といっても8月が御命日で、今年は年忌に当たっておられたので
  お盆とご法事ということで、早い目の日曜に。墓にもお参りしたが、朝早かったので、それほど暑さ
  は感じなかった。しかしいよいよ始まったという感じ。

7 月30日(土) 午後から久しぶりにジュンク堂に行った。やはりこれだけ本が揃っていると、欲しい本
  もだいたい見つかる。某ガソリンスタンドのポイントが溜まって20000円分の図書カードがもらえたので
  新本でも余裕をもって購入できるのがうれしい。

7 月29日(金) 夜 教区内別院列座の方と楽僧の懇親会。たぶん楽僧が少ないと思ったらそれでも
  こちらも10名以上参加して、合同懇親会として成り立った感じ。各別院列座もトップがしっかりされて
  いるので行事もスムーズにいけるが、だいぶ世代交代もされてきた。今後は全別院で楽を奏してもら
  えるよう働きかけないといけないが、何事も経費節減で難しいか。

7 月28日(木) やはり夏の暑さが本格的になってきた。昨年いただいた日傘を使用。雨傘に比べてだいぶ
  軽いので助かる。日射しを遮るとかなり暑さの体感が違う。

7 月27日(水) お盆のお参りの変更の依頼の電話がぼちぼちかかってくる。早い目にしていただくのは
  助かるが、日にちによっては厳しくなっていくこともあり、一人でこなすにはこの時期だけは分刻みの
  行程になる。

7 月26日(火) 先週中止になった会合、といっても楽の練習のあと暑気払いがメーン行事だったが、
  料理がおいしくいただけて、またメンバー的にゆっくり飲んで楽しめたのでよかった。

7 月25日(月) 天神祭だが、例年ほど暑さは厳しくない。早くから暑かったからもう秋に気配になってきた
  のならうれしい。

7 月24日(日) 親戚のお寺の方が結婚式の打ち合わせも兼ねて御挨拶に来られた。寺で仏前結婚式
  を挙げるのは準備が色々あって大変だが、お近くのご門徒の皆さんにも立ち会っていただけるので
  寺の行事としてやはり本堂でするのが本来だろう。

7 月23日(土) ノルウエーの方で大きなテロ事件があったようだ。北欧のそういった混乱とは無縁の
  国と思っていたのに、都心での時限爆弾と小さな島で銃を無差別に乱射という大きなテロが同一人物
  によってなされたというのも驚きだ。移民の増加に対する反発が原因ともいわれるが、どこの国にも
  閉鎖的な考えの人はいる。いやむしろ潜在的にはそういった考え方の人は多いのではないだろうか。
  国際化とか平等とかいう意識の裏側で自身の優越性を隠し持っている。それを開いていくのが宗教で
  なければならないはずだが、むしろ世界の現状では逆の方向に向かっている気がする。

7 月22日(金) 久しぶりに囲碁の会へ。どうも隅の生き死にの加減がわからない。形で覚えこまない
  と、考えていたのではいくら時間があっても足りない。

7 月21日(木) 夜 民生委の会合、そのあと少し飲みに出たが、どの店も結構混んでいて、しばらく
  待たされた。台風でしばらくおとなしくされていた人たちが出てこられたということもあるのだろうが、
  まあ商売繁盛で結構なことだ。

7 月20日(水) 台風のスピードが遅いので、今朝も警報が出ていたようだが、支障なくお参りできた。
  まあこういう予報は何もなかったらよかったということにしておかないと、逆のパターンになると
  予報する側が非難されることになってくる。

7 月19日(火) 夜 会合があったが台風接近の予報で中止に。風は少し強かったが、思っていた
  ほどひどい状況ではなかったので、これなら普通にできたのではとあとで思った。しかしこればかりは
  来てみないとわからないので仕方がない。

7 月18日(月) 地域の寺院の坊守(その宗派では寺庭婦人となっていた)の葬儀に参列したかった
  が、同じ時刻に法事が入っていたので、開式前にお別れさせていただいた。小学校の同級の方が
  おられたので、小さい時からよく存じ上げていた方でもあったので、昔を思い出して感謝の念が
  湧いてきた。

7 月17日(日) 青草人の会。今回は「帰命無碍光如来」のところ。親鸞聖人が十字名号を本尊と
  いただかれたというところから、私たちが本当に拠り所とすべきことは何か、ということを尋ねた。
  私たちの日常のありかたでは、お金や健康、家族の和や名誉を拠り所としてしまう。しかしそれらは
  一時的には拠り所となっても、一生を通じての自分の生き方の中心とはならない。本当に尊いものと
  していけるのは命を生かしめるはたらき、それを私たちの教えでは本願といただいている。
  天親菩薩は本願を信じるようになる道筋を五念門と教えられ、帰命は礼拝、無碍光如来は讃嘆、願生
  は作願、とされ、それらは一心を開かれたものという話に。そのあと唯識の話で「業識」ということを
  話したがちょっとややこしかったか。

7 月16日(土) 昨日の今日だからかもしれないが、海にでも言ってこられたのですか、と言われて
  しまった。顔の日焼け具合が海水浴に近いというのもショックだが、ある年齢を超えてくると日焼け
  にも注意しないといけないということもある。昼からのお参りには、日傘をさしてでかけた。

7 月15日(金) 墓供養。この暑い中20名近くの方がお参りに来られた。どうしても新しく建碑された方
  が多くなるので、あまりカンカン照りのところでのお参りはなかったが、それでもかなり暑かった。
  お墓参りを縁として、命の来たった道筋を振り返っていただいくのもこの行事を勤める大きな意味
  だと思う。

7 月14日(木) 今話題の羽根のない扇風機を使っておられるお宅があった。小さな子供さんが来られたり
  する時危なくないので、ということで購入されたようだが、確かに風は来るし不思議な感じだ。こういう
  はっきりとわかるテクノロジーのすごさを感じさせる電化製品は、日本発であってほしいと思うのは狭量
  すぎるのだろうか。

7 月13日(水) あるお宅で先日亡くなられた友人からお中元が送られてきて驚いた、と話されていた。
  今は中元の受付が早くなってきているから、その時はまだお元気でも、ひと月くらいの間で体調が急変
  することは充分考えられる。しかし亡くなる直前まで心遣いいただいていたということは、ありがたいこと
  だし、また悲しいことでもある。

7 月12日(火) イギリスに留学されているお譲さんが、夏休みで大阪に帰ってこられて、最寄りの駅に
  着いた途端暑さで倒れそうになったという話をされていた。イギリスは北海道より緯度は高いらしく、
  今の気温では20度近く温度差があるそうだから、それも仕方がないことだ。もう日本列島の
  かなりの地域は亜熱帯といってもいいだろう。そのうち国を代表する花がブーゲンビリアになっても
  おかしくはない。

7 月11日(月) 節電といわれて、公の機関は余計に電力の消費を抑えるような指示が出ているそうだ。
  エアコンをなるべく使わないようにということで、窓を開けると、虫が入ってくる。オフィスには網戸なんて
  付けていないから当然のことだ。扇風機を購入しようにも今は品薄ですぐには手に入らないらしい。
  なにやら時代が逆行しているような気がする。

7 月10日(日) 夜 組会。今年は御遠忌があったことで宗務が遅れていて、経常費が決まる会議も
  例年より遅れてそれこそ8月10日前後らしい。去年まで副組長をしていたから、もしこの日程だと
  お盆参りに支障が出そう。まあ今年はお役御免で助かった。

7 月 9日(土) またうっかりしてお参りを忘れてしまった。新しい月参りの半年前後が一番忘れやすい
  気がする。といっても言い訳にならないが、深く反省。

7 月 8日(金) 夜 天王寺の料亭で毎年恒例の暑気払いの宴席。暑さで頭がぼっーとしていたせいか、
  えびす町へ行くのに東西線で大阪天満宮で堺筋線に乗り換えていくつもりが、阪神電車に乗ってしまい、
  梅田で降りて、東梅田から南森町まで谷町線、そこでまた乗り換えて堺筋線とこの暑いのに余計な乗り
  換えをしてしまった。これも暑さのせいか、それとも年齢のせいか。

7 月 7日(水) あるお宅の空いている部屋に、関東の方からこちらに避難されてきたご家族が住んで
  おられるとのこと。電力事情や放射能の心配で、子供さんがおられるご家庭はなるべく安全性の高い
  地域で生活したいという要望があり、それを仲介するようなNPOがあるそうで、そこからの紹介という
  ことらしい。放射能の影響も計り知れないし、原発の事故はあまりに被害が大きすぎる。

7 月 6日(水) 昨日の夜、テレビを見ていたら”緊急地震速報”というテロップが入り、「近畿地方で
  強い地震のおそれ」というアナウンスの数秒後に揺れを感じた。確かに地震発生前の告知だったが
  あの時間では避難しようがない。地震の予知は難しいのだろうが、せめて10分くらい前に震源は
  どこでどのくらいの強さかがわかればかなり被害は抑えられると思うのだが。
  の

7 月 5日(火) 日曜くらいから風邪の症状(せきと喉の痛み)が出て、ひどい状況だったが、仕事の
  方がタイトでなかったので、ようやくましになってきた。この時期エアコンを入れたり入れなかったりで
  体調管理が難しい。

7 月 4日(月) 大臣と知事の会談の様子を見て、これだけ多くの人が不快に感じるということも珍しい
  ことだろう。まあ人間の資質の問題だろうが、国を挙げて復興に取り組もうとしている時に、この発言
  はないだろう。しかもあとで「これはオフレコだぞ」とか言っていたが、こういう会話があったことを
  もし知らされなかったとしたら、その方が恐ろしい。どんなに実行力のある人でも、人間としての
  最低限の常識が欠けていたら、その人には表に立つ仕事はまかせられないということだろう。

7 月 3日(日) テレビで東山魁夷の特集をしていて、その中で「年暮る」という京都の大晦日の雪の
  情景をえがかれた作品を見て驚いた。先日京都に行った時、ランチを食べたホテルからの眺望と
  全く同じ絵柄だったからだ。もちろん絵の方は今から40年くらい前ということで、瓦屋根が連なって
  いるのに対して、現代の情景は三角形の瓦屋根が少なく、四角い建物が多かったが、それでも変わ
  らないのがお寺の伽藍。そういう景色が残っているのが京都のよさということになる。

7 月 2日(土) ときどきお参りに行くお宅に2歳子供さんがおられるのだが、2か月くらいの間に、もの
  すごく成長されているのがわかる。身体能力もそうだが言葉の発達は驚くばかり。お店屋さんのまねを
  されるのだが「いらっしゃいませ。」という発音がまた正確。チェーン店のマニュアルトークは子供にとって
  真似しやすいということかもしれない。2歳から3歳にかけて爆発的に言語能力が発達する時期がある
  のだろうが、あらためて人間の成長段階のスピードに圧倒された。

7 月 1日(金) 朝から少し雨模様だったので、いつも自転車で出かける本町方面も車で出かけた。
  朝9時前という時間は自転車で通勤される方も多く、雨なのに結構飛ばしておられる方も多い。
  いつもはこちらが自転車なのに今日は自動車を使うと、自転車が気になる。立場が替わればということ
  になるのだろうが、まあお互い注意していけば間違いはないのだろう。