平成26年2月


2 月27日(木) この頃は斎場が民営化されたせいか、夕方6時くらいのお骨揚げということ
  もある。そうなると還骨が7時くらいになってしまう。堺でそういう状況だったが帰ったら8時
  をだいぶ回っていた。これから通夜より遅くなるようなことも増えてきそうだ。

2 月26日(水) 豊中の方のお檀家さんにお参りしたら、庭の蝋梅が満開の花を付け、しかも
  黒い大きな実、というか種まで付けていた。寺にある蝋梅は花はちらほら、種なんか
  見たことはない。育て方、肥料、環境、様々な要因があるのだろうがこうも違うのかと
  驚いた。

2 月24日(月) 2月は短いので「青草人」の原稿を仕上げて一気に印刷まで済ました。

2 月23日(日) 珍しく日曜午後から休み。梅田のほうに散歩がてら出かけた。冬物のセール
  をしていたのでちょっと覘いていると、組内のご住職にばったり。どなたも引き寄せられる所は
  共通している。

2 月21日(金) 冬季オリンピックの女子フィギュアスケートで日本期待の浅田選手がフリーで
  会心の演技を披露した。前日のショートプログラムでまさかのミスでメダルは絶望的な順位
  でありながら、気持ちが折れることなく最高のパフォーマンスができるというのは精神的に
  強いということだろう。結果にすぐとらわれてしまうことを反省し、見習わなければ。

2 月20日(木) 風邪が流行っているようで昨日今日とお参りのお休みの連絡があった。
  今年は寒い日が多いような気がする。体調管理には気をつけたい。しかしこちらはここ何年
  も風邪をひいていない。○○は風邪ひかない、というのは本当のことのようだ。

2 月19日(水) 午後から民生委の研修。認知障害についての話。人間の脳の仕組みと
  いうのは複雑で、ある人には当たり前でも別の人にはそうでないこともある。自分の知恵だけ
  で判断することは大きな間違いを犯すことになる。

2 月18日(火) 歯の定期検診。どこも異常が無いと言われ安心した。最近は少子化でしかも
  歯の重要性が喧伝されているせいか、虫歯の治療に来られている方は少ない気がする。

2 月17日(月) 今日ご法事を勤められたお宅は元々学校の先生をされておられて、ご親戚
  にも教師のOBの方がおられ、お寺の新聞をお配りしたら、このレイアウトはなかなかよろしい
  とか手書きでかいてあるところが素晴らしいとか言っていただいた。先生をされておられて
  学級新聞とかを作っておられたのでそういう方面には詳しいプロのような方から褒められて
  ちょっとうれしかった。

2 月16日(日) 青草人の会、今日は「至安養界証明果」のところ。本願の教えでは因から
  果に向かうのではなく、果から因に向かう。我々がいまここに生きているということがすでに
  本願のはたらきがはたらいているからで、私たちはそれを信じるしかない。正信偈の文に
  「果」とあるのがちょうどお勤めの区切りとなるところで、それでは「因」がどこにあるかというと
  最初のお名号のあとに「法蔵菩薩因位時」とあり、本願の源は法蔵菩薩の発願にある。その
  願いに「一人も漏らさない」と誓われてある。本願を信じるということはその最後の一人が自分
  であるという自覚を得てはじめて本願に遇いえた慶びを感じることができる、というような話に。

2 月15日(土) オリンピックで男子のフィギュアスケートで金メダル。まあ朝になって知った
  のだがたいしたものだ。地元の選手が全盛を過ぎていて世界選手権の覇者がミスをしたと
  いうことで羽生選手自身の演技は満足のいくものではなかったようだが、これも運というもの
  だろう。

2 月14日(金) 朝からかなり雪が降っていた。それでも道路は濡れているような状態だった
  ので、昼に向かってはまた雨に変わってくるだろうと思って車で出かけたが、福島近辺より
  南に行くほど雪が積もっていて、谷町4丁目付近のお参りだったが、車を停めたところから、
  そこの家まであるくのが大変。車の轍のあとを通って何とかたどり着いた。帰りも通行量の
  多い道を通ってひやひやの思いで帰りついた。無理は禁物だ。

2 月13日(木) 京橋の方のマンションにお住まいのお宅にお参りしたら、塗装の塗り直しや
  らの工事が半年近く続いているとのこと。4月からの消費税の値上げでそういった大規模な
  改修工事があちことで行われて資材や人員のやりくりなので遅れているらしい。確かに工賃
  が高そうな工事は3%でもその差は大きい。ということは4月以降はそういう大型の消費は
  冷え込むということで、それはそれで大変かもしれない。

2 月11日(火) 寺で法事を勤められた方から、毛センの切れ端の部分をいただいた。以前
  そういうものを扱っておられたそうで、残っていたものでと恐縮されていたが、ちょうど後堂の
  お荘厳の準備をする場所が板の間でそこに敷いたら足元の冷たさがだいぶ緩和された。

2 月10日(月) 寺で組会。年に1回のことだが気を使う。お酒もデパートまで有名な地酒を
  買いに行ったり、坊守は接待に夜遅くまでかかって後片付けと大変。長く続いていることだが
  そろそろやり方を変えていってもいいのではと思う。

2 月 8日(土) 昨夜から雪が降って、今日は仁川で法事だが車で行けるかなと心配したが、
  朝方から雨に変わってきてなんとか車で行けた。関東の方は大変な大雪だったようだが、
  大阪ではそこまで降ることはなさそうだ。

2 月 6日(木) 書院の座敷の机も古くなったので、永代経を上げていただいた残りで新調
  することにした。南港にある大きな家具屋に初めて行ったが、お客ごとに説明の店員がつく
  ようなシステム。まあそうでないとどこになにがおいてあるかわからないくらい広いスペース
  だが、これではひやかしで帰るというわけにはいかない。まあ欲しかった物があったので
  事なきを得た。

2 月 4日(火) 頼んであった演台が届いた。少しサイズは小さくなったがコロがついていて、
  移動が楽なのがいい。永代経を上げていただいた分で購入したが、ここで永代にわたって
  教えを伝えていくようにしなければ。

2 月 2日(日) 法事で蝋燭がちょっと短いものが用意されてあって、もう1本出しておいてもら
  おうかとも思ったが、そのくらいの時間でお願いしたいという意味かと思って、それに合う長さ
  で勤めた。確かに御経はながければいいというものでもない。

2 月 1日(土) 坊守が上の棚にある鍋をとろうとして失敗し、ガラスの蓋が落ちてきて唇に当たり
  大出血。すぐに前の病院に駆け込んで止血してもらった。昔はとどいたのに、と言っていたが、
  いつまでも身体能力は同じでないことを身をもって知らされたということか。