平成26年4月

4 月29日(火) 久しぶりの本格的な雨。ちょっと乾燥していたのでちょうどいいお湿りになった。
  鏡を見たら目が充血していて特に右目がひどかった。以前にもこうなったことがあったが、
  大経の音木を打つとこういう症状になる。多分目を見開いて閉じる間もないくらいに経文を
  見ていたからだろう。

4 月28日(月) 昨日もご一緒だったお世話になっている寺の坊守さんが亡くなられた。
  お悔やみに寄せていただいたが、この1年くらい入退院をされておられたとのこと。
  永年連れ添ってこられた伴侶を失われて、その悲しみ、諦め、無念さが伝わってきて
  胸が痛んだ。ちょうどお付き合いのあるお寺の御遠忌が円成し、宗祖のご命日に還浄
  されたというのも本当に寺の坊守さんらしい気がした。

4 月27日(日) 御遠忌法要に助音として参勤。伽陀4章に大経、漢音小経に正信偈、念讃
  五淘、あと御俗姓拝読まで。先週の御遠忌では助音のトップがやたら高い音で他の参勤者
  が付いていけない状態だったが、こちらはそんな高い音は出ないし、法中の方にも声を出して
  いただけるように、そしてそろったお勤めができるように心懸けた。漢音以外はまずまずだったか。
  夜太閤園でお斎をいただいた。お寺の住職のご子息二人でベースとアルトのデュオの演奏を
  披露された。ご家族仲睦まじい感じがしてとてもよかった。

4 月26日(土) 夜グランビアの19階の鉄板焼きの店で前組長の慰労会。こちらは選挙が
  やり直しになったりで全く落ち着かず。

4 月24日(木) 奈良のお寺の永代経と報恩講のお手伝い。途中で余間のローソクが消えて、
  あわてて後堂に回って灯を点けたが、作法はぐちゃぐちゃだったかもしれない。

4 月22日(火) ホテルグランビアで法事。鈴は持ってきてほしいということで持参したが、
  三折本尊も持って行けばよかった。ホテルによってはお名号がかかっていたりするので
  (千里阪急ホテル)うっかりした。

4 月21日(月) 真宗学院の指導。7月に本山の修練を受けられるということで、それにむけて
  御文の練習。だんだんとそれらしくなってきたが、どうしても最後のところの張っていってから
  抑えていくところが難しそうだった。なかなか音程で示すことができず、聞いてもらって慣れて
  もらうしかない。

4 月20日(日) 青草人の会、今回は「矜哀定散与逆悪」のところ。観無量寿経に説かれる定善
  とは心を鎮めて仏、または仏の国を思い浮かべることで、例えば夕陽を見てその残像を思い
  浮かべて西方浄土を観じる。散善は善い行いをすれば善い結果が得られるという教えで、人間
  の資質によってその行が定められている。定善はイダイケ夫人に説かれ、逆悪はアジャセの
  ことでともに仏は同じように憐れまれた。アジャセは父を殺したという罪を自覚して懺悔の思いで
  苦しんでいる、だから下品下生に示された念仏の教えにそのまま帰依していくことができる。
  一方イダイケは自分は被害者だ、自分は善を行うことができると思っている、それゆえに仏の教えが
  届かない、だからあえて凡夫には困難な行を示して自力無効を実感させようとされたというような
  話に。そのあと池田のお寺の御遠忌に楽僧として参勤。庭儀で少しだけ雨が降ったがお立寄り
  3か所あり、門徒の方がこぞって御遠忌を盛り上げようとされておられた。

4 月18日(金) 夜楽の練習。7時から遠方で通夜があったので普段なら欠席するところだが、
  こういう状況でもあり、附物の練習もしないといけないので遅れて出席。

4 月17日(木) 教区からの依頼で坊守会への声明指導の2回目。三淘の念仏讃。御上手な方が
  一人でもおられるとその方について声を出していただけるので助かる。ただ2時間では時間的に
  苦しい。

4 月16日(水) 一応選挙運動しないといけないのだが、メールの配信とかは禁止されているようだ。
  どういう理由かわからないが、公平性を保つというところでのことだろうか。なかなか難しい。

4 月14日(月) 釣鐘の撞木が撞いているうちにずれてくるようになったので、修理を頼んだ。もう
  30年以上になるので、木も少し痩せてきて上から吊ってある鎖から固定してあるところがゆるんで
  来ているということで、その固定器具を撞木に埋め込むような形にしてもらうことに。30年たつと
  いろいろ不調なところが出てくる。

4 月13日(日) 午前中近所で法事があり、昼から堺で満中陰、そのあと月参りで都島、住吉、神戸
  と回った。何とかいけるものだ。

4 月12日(土) ご法事を家族だけでお勤めになられたが、かえって気兼ねなく色々話ができた。
  特に若い方から念仏のいわれ、サンスクリットの発音を漢字にあてはめているとかの話ができて
  こういう形の法事もいいなあと思った。

4 月10日(木) 午前中に教区会議員選挙の立候補の届け出を済ませる。全く初めてのことで
  手続きとかわからないところもあったが、まあ賽は投げられた、というところか。

4 月 7日(月) 花まつり。午後から少しだけお手伝いに。今年は割と大勢の子どもが来ていたようだ。
  子供向けの劇を上演しているが、こういう生の魅力に小さい頃から触れてもらうことはいい。

4 月 6日(日) 花まつりの準備。例年通りおみやげの袋詰め作業。なぜかこういう単純作業して
  いると心が和む気がする。雑念が消えるからかもしれない。

4 月 4日(金) 納骨される方がおられて兵庫県の小野というところの墓地に出かけた。山陽道の
  インターから20分ほど。畑が広がっているが近くにイオンがあり、交通の便はいい。古い墓を集め
  られたようで、同じ名字の墓が古い時代のものからたくさん並んでいる。江戸時代のものもあるので
  武士の家系ということのようだ。200年以上墓が守られてきたということもすごいことだ。

4 月 2日(水) 神戸のお檀家さんで法事。そのあといつも三宮の中華料理店でごちそうになる。
  車で先に移動したが、新しいナビは行きやすいルートを示すようになっているのか、前は右折で
  細い道に入るのでわかりにくい気がしたが、少し大周りでも左折で入るように案内してくれたので
  行きやすかった。