平成26年10月

10 月31日(金) 福島区仏教会の聖跡巡拝旅行、今年は奈良方面。まず平城宮跡の歴史館で遣唐使船
  を見学したあと浄瑠璃寺へ。奈良市内から離れた里山のようなところにあり、秋の風情が彩りを加え
  お庭が美しかった。この日は九体の阿弥陀仏に吉祥天女像、秘仏の薬師如来像も拝見できた。どうしても
  建物の中は暗いので見えにくい気はしたが、いずれも美しいおすがたでよかった。昼食はホテルフジタで。
  午後は唐招提寺へ。お寺の方に境内の中をご案内いただきさすが仏教会の旅行と皆さんにもよろこんで
  いただけたと思う。

10 月29日(水) 最近は女の子のスポーツでもサッカーが人気だそうだ。野球のような道具はいらず、
  広場があればあとはボールとゴールで試合ができ、テレビでもワールドカップやオリンピックの試合が
  放送され、しかも男子より成績がいいのだから人気が出るはずだ。もう女子はバレーボールという時代
  でもないのかもしれない。

10 月28日(火) 秋の陣がひと段落したので夕方、歯医者に。虫歯の治療に時間がかかったがようやく
  型を取ってもらった。どうも仮留めの状態だと噛み合わせが悪いので早くきちんとしてほしい。

10 月27日(月) 難波別院の報恩講にご門徒の皆さんと参詣したあと14名の方が帰敬式を受けられた。
  近所の方とはご一緒に別院に向かったが、ちょうど行こうとした時雨が降り出し、しかもかなりの降りに
  なった。別院について団体参拝の受付を済ませ結願逮夜の法要に参詣。句切は高かったがよくそろって
  いたと思うが一人だけ声の低い方がおられたようだ。そういうのはよくわかってしまう。法要が終わる頃
  教化センターのほうで式の説明を受けた後本堂へ移動。本遇寺のご門徒の方は申込が早かったので
  最前列。一人ずつご門首からお剃刀をいただく。そのあとご門首のお言葉の後、誓いの言葉を本遇寺の
  ご門徒の川谷さんが立派に読み上げられた。終わってから別院の方に記念の写真を撮っていただいて
  解散。

10 月26日(日) 難波別院の報恩講。まず晨朝に真宗学院の体験出仕の指導。今日は大阪マラソンが
  行われるということで御堂筋が車通行止めということで自転車で別院へ。学院生の皆さんも朝早くから
  装束を着けて25名くらいが出仕。別院南余間への出仕ということだったが、出仕はなんとかいったが、
  退出は前後の間隔が詰まっていたので混乱してしまった。後座の退出は正式には首座の者から後に
  下がって退出するのだが、後が一杯で大きく出仕者全員の後を回っていかれたり前から出られたりして
  しまった。打ち合わせでは人数が多いので特別に前から退出という話もしていたのだが、学院生という
  ことでやはり正式な所作でということになって、こちらも混乱したのが悪かった。やはりこういうややこしい
  時は自分も出仕すればよかった。午後からは助音で出仕。これはよくまとまってよかったと思う。

10 月25日(土) 助音で報恩講に参勤。大勢のお参りがありお寺とご門徒さんの結びつきに強さを感じさせて
  いただく。

10 月22日(水) 引き続いて組内の報恩講。今日は通常の高さだったと思うが、祖師前と御代前で少し高さ
  が違っていたかもしれない。横の声は聞こえるが離れている向かい側の声は聴きとりにくい。なるべく
  耳を澄ませて合わせようと思ったがどんなものだったか。

10 月21日(火) 組内の寺院の報恩講。助音が大勢おられたが、音が高かった。添え勤めの調声をさせて
  いただいたが、二重から三重に上がるところで助音が引っ張って高くするのでこちらも高く出さざるを得なく
  なった。まあ自分もかつては自分の出しやすい高さに引っ張り上げていたこともあるので理解は出来るが
  えらい迷惑をかけていたんだなあと今になって深く反省。

10 月20日(月) 今朝は朝7時、8時、9時とお参りがありそのあと午前中神戸方面。お仕事されておられるので
  早い方がいいようなのだがこちらも早起きするようにすればその方が助かる。

10 月18日(土) お参りに行って呼び鈴を何回か押しても出て来られなかったのでお留守だと思って他に回った
  ら2階に行っていて気がつかなかったと電話が寺にあった。いつもより早い時間でそのあと法事もあったので
  あせって早合点してしまったようだ。もう少し気を長く持つようにしないと。

10 月17日(金) 夜 楽の練習。難波別院の報恩講は当たっていたのだが、帰敬式をご門徒の方が受式される
  のでお断りしたので練習くらいはお手伝いさせていただかないと申し訳ない。

10 月14日(火) 台風が足早に通り過ぎ、雨は一時的にたくさん降ったところもあったようだがそれほど大きな
  被害もなく、まああらかじめ警報が出て警戒されていたということもあったがよかったということか。それにして
  も昨日のJRの対応の早かったこと、午後4時には近畿地域は全面運休にしたようだ。結果的にはそこまで
  する必要はなかったと思われるが休日ということもあって思い切った措置をとったのだろう。

10 月13日(月) 予想通り台風が接近してきた。報恩講をどうしようか思案したが、風は強かったが午前中
  は晴れ間もあったので、何とかなると思ってそのまま執行することにした。午後からやはり雨が降ってきて
  法中のみなさんにはご足労をかけた。参詣のかたもやはり遠方の方は少なかったが、それでも電車が止まる
  時間まではとおいでいただいた方もありありがたかった。

10 月12日(日) また台風が近づいてきている。今度は大阪の方に向いてくる予想。ここまでゆっくりとした
  進み具合だったので、もうしばらく離れていてほしい気もするが、今接近している地域の方は早くどこかへ
  行ってほしいと思っておられることだろう。エゴはゆるされないし、自然には逆らえない。

10 月 9日(木) 自坊の報恩講の立華。花屋さんがいい松を持ってきてくれるので、枝を切り落とすのが
  もったいない気がして横に枝の張った活け方になってしまう。

10 月 8日(水) 今年最初の報恩講に参勤。やはりまだ声のスタミナがない。ある程度高い声は出せるが
  正信偈真四句目下を同じ調子で読み通せなかった。

10 月 7日(火) 夜 久しぶりに延塚先生の講義に別院へ。今日は大経の法文を読んでいくということが
  多かった。目で読むより声に出して読むというか、読んでいかれるのを耳で聞くと、細かいところまで
  わかってくる。自分ひとりで目で読んでいるだけでは都合のいい読み方をしているということがわかった。

10 月 6日(月) 台風が来ているようだが大阪はそんなに雨はひどくなく、ただ風はこの時期にしては強い
  気がした。予報はすこし大げさな気もするが、それくらいでちょうどいいということか。

10 月 3日(金) 久しぶりに囲碁の会へ。5局も打たせてもらって2勝3敗。後の2局がいずれも1目負け
  というのが勝負勘の離れている証拠。しかしこれから報恩講シーズンだからまた休むことも多くなりそう。
10 月 2日(木) 夜区の仏教会の臨時総会。出席者は8名くらい。ほとんど役員だけの会。もうこういう
  つながりが持てなくなってきているのだろう。終わりの始まりかもしれない。
  
10 月 1日(水) ご門徒の方のお姉さまで数年前にアメリカの娘さんのところに引っ越された方がお亡くなり
  になったということをお聞きした。決断されて行かれたのだからそういう運命であったのかもしれないが、
  異国の地で寂しいことだったのではと想像する。この秋始まったNHKの朝ドラが大正時代にスコットランド
  からその地で結婚した日本人と日本での生活を始めると言う話だが、およそ100年前にそういうことを決断
  するのはとても勇気のいることだろう。そういうパイオニアがいてこそ世界がつながっていくのだが