平成27年1月

1 月31日(土) 友人と新宿駅で待ち合わせて新宿界隈の中古CD屋をぶらぶら。
  大阪では手に入りにくい「トリスタン」の対訳付きをゲット。他にもいろいろ買って
  カバンが一杯のままオペラ鑑賞。新国立は3度目。「さまよえるオランダ人」は
  ワーグナーのオペラではちょっと短いしどうかなと思っていたが、見終わって大感動。
  ゼンタ役のメルベートが素晴らしい。オランダ人やターラントを完全に凌駕していた。
  やはり本物は違うということを実感した。

1 月30日(金) オペラ観賞に東京に行った。といってもオペラは明日なので今日は
  東京見物。珍しく東京も雪が積もっていたが着いたころにはもう雨になっていた。
  増上寺に参詣したがちょうど愛宕警察署の追弔法要が勤まっていた。よく聞いてみると
  「ハンニャハーラーミーター」と聞こえる。浄土宗でもこれを勤めるのかと驚いた。まあ
  境内には節分の豆まきの準備も進められていたから、出発時点では近くとも、現代では
  われわれとはかなり離れてしまったということだろう。そのあと神保町へ。友人に教えて
  もらった店で光瀬龍の明治の探偵小説を300円でゲット。

1 月26日(月) 半年ぶりくらいにお参りに行ったら、周辺にコインパーキングが
  たくさんできていた。以前は離れたところしかなくだいぶ歩いたが、便利になった。
  しかしそれだけ空き地ができるということは家が減ってきているということでもある。

1 月25日(日) 小さい時からよく存じ上げていたが亡くなられた。色々古くからお世話に
  なっており、気さくな方だったのでよくお話もさせていただいた。寂しい限りだ。

1 月23日(金) 久しぶりに囲碁の会へ。その前にもあるお檀家さんで1曲打っていて
  今日だけで7番も囲碁を打った。これだけの数を打ったのはあまり覚えがない。勝敗
  は4勝3敗。最後の1曲はさすがに雑になった。

1 月21日(水) 区民ホールで認知症の講演会。最近物忘れがひどいので真剣に耳を
  傾けた。物忘れでもあとで思い出したり、名前とかは忘れても自分が何をしていたかを
  おぼろげでも覚えていればそれは普通の認知症で40歳を過ぎれば多かれ少なかれ
  そうした症状は出てくる。ある一定の期間の記憶が全くとんでしまうような症状がアルツ
  ハイマーということらしい。物忘れは老化現象の始まりということであればこれは仕方ない。

1 月20日(火) 新聞の愛読者サービスのクラシックコンサートに行って来た。高関 健
  指揮の大フィルで、フィンランディア、くるみ割り人形、ブラームスの1番という組み合わせ。
  くるみ割り人形ではオルゴールの音のような珍しい楽器の演奏を初めて聞いた。CDとか
  で聴くと電子音みたいで珍しくもないが演奏会で生で聴くと違った印象がある。最後の
  ブラームスは終盤の盛り上がりが凄かった。

1 月18日(日) 青草人の会。今回から源信僧都「源信広開一代教」のところ。源信さま
  は今からおよそ1000年前に大和の国当麻に生まれられ、9才で比叡山に上られ修学
  を始められた。15歳の時に天皇の前で経典の講義をされ、その褒美として絹一反を
  頂戴された。それを母の送られたところ、褒められるどころかそんな栄華を自慢するよう
  では何のために仏の道を学んでいるのか、と送り返された。それで名利にとらわれている
  自身の事実に目覚められ、叡山の北の端の横川で多くの人を救う教えを求められた。
  源氏物語にも横川の僧都として登場し、母が病に倒れたと聞いて修行を中断して母の元
  へ駆けつけると書かれている。これは行よりも人間としての自然な行いを重んじられた
  源信様らしい描き方だ。主な著作に「往生要集」があり、そこに描かれた地獄のありさまは
  その後1000年にわたって日本人の思考の基となった。

1 月16日(金) 楽僧温雅会の総会。今年は時間を間違えずに遅刻しなかった。そうなると
  勤行は任されるが仕方ない。永年お世話になった取締が亡くなられたので今年は
  格別な思いで勤めさせていただいた。総会は新たな取り締まりの選任が重要事案。
  ここは大人の会だからごり押しする人もなく落ち着くところに落ち着いた。

1 月15日(木) 民生委の研修。包括支援センターの仕組みについて具体的な事例と
  ともにお話しいただいてよかった。あまり観念的な話や啓蒙的な話はわかりにくい。

1 月14日(水) 6時から地域の新年会。ちょっと地域から離れた会場(電車で3駅さき)
  だったので若干参加者が少なかったか。それでもうちの町会は一番人数が多かった
  ようだ。この地域もマンションが増えて小学校の児童数が倍近くになるとか。それでも
  自分たちが言っていた頃の児童数くらいだから校舎が足りなくなるという声もあるが
  なんとかなるのでは。

1 月12日(月) 今年はインフルエンザが流行しているようで、お参りした方のお家では
  娘さんが正月に罹って休日診療の病院に連れていかれたら長蛇の列だったそうだ。
  それからご主人も罹られて40度くらいの熱がでて大変だったそうだ。ご主人はちゃんと
  予防接種されていたのにインフルに罹るわ症状もひどくなるわで何のための予防接種か、
  と怒っておられた。

1 月10日(土) 夜 組会。今年度から門徒会会員を各寺院から2名の内1名を必ず女性
  にするということになった。女性2名でもかまわないそうだが男性2名は不可。これは逆差別
  になるのではと思うという話が出た。全く同感。男女1名ずつというのがすっきりする。
  それなら教区会の選挙なども住職と坊守に選挙権を与えるとかにしないと、門徒さんのほう
  ばかりにそういう縛りをかけるのはどうかと思う。

1 月 9日(金) 昨日の席で親戚の方から叔父さんが亡くなられたと伺って、お悔やみに
  出かけた。父のいとこに当たる方で父の葬儀にもおいでいただいたし、古くから父の代の
  兄弟は親しくさせていただいていたようだった。お寺の出の方なのでそこで葬儀をされる
  かと思って伺ったらお住まいの近くの葬儀会館でということで、寺の方のお託した。

1 月 8日(木) 大阪教区の新年互例会。別院で式典のあと隣のビルの地下4階の会場で
  宴席。以前は伊藤忠が使っていた建物だが、地下4階にこんな広い部屋があるとは知らな
  かった。確か地下1階2階は駐車場だったはずで、その下ということになる。ここでもし火事
  でもあったら助からないな、と思いながらお酒をいただく。そのあと親しくしていただいている
  先輩とミナミへ。10数年ぶりにミナミで初めて連れて行っていただいたラウンジに行った。
  客層もママさんもそれなりの時間の経過を感じてノスタルジーにしばし浸った。

1 月 7日(水) 福島区の新年祝賀会。午前11時から区民ホールで。地域の方に新年の
  あいさつ。

1 月 5日(月) 今日から仕事。例年より早い気もするが曜日回りが仕事せよ、という風に
  なっているので仕方ない。おだやかな仕事始めでよかった。

1 月 3日(土) 新潟にいる長男が帰省してきた。今年は12月初めから新潟でも大雪が降って
  例年ならこの時期はまだ雪が少ないので色々な行事が予定されていたのが、大雪で来られない
  方が多く大変だったとか。この冬の気候はちょっと異常だ。

1 月 2日(金) 朝7時から修正会、そのあと皆さんでお酒をいただきながらおせちをつまみ、
  朝から例年通りにぎやかに過ごした。

1 月 1日(木) 寒い元旦。午後から雪が降って屋根が白くなった。今年も年賀状のチェック。
  少し書きたすのに足りなかったのでコンビニへ。便利になったがこれがいいのか悪いのか、
  不便さゆえのゆったりとした時間があったはずで、なんでもすぐにことが足りるとかえって
  急からしい気もする。