平成27年6月
6 月30日(火) 夜 楽僧と別院列座の懇親会。列座さんがきちんとネクタイにスーツ姿
なのに対し、楽僧はラフな服装。まあ懇親会なのだからそれでいいと思うが、なにか
こういう場でも一番フォーマルにしておけば間違いないというような考え方には賛同でき
ない。もっと自由な発想で行かないと日本の夏は乗り切れない。
6 月29日(月) 夜 地域の盆踊りの準備の会合。学校の一部が工事にかかっている
ということで、例年とは入口や受付の場所が異なるらしい。そこまでしてするべき行事
なのかという思いもあるが、夏の風物詩という意味合いからも欠かせないものなのかも
しれない。
6 月28日(日) 今日は法事が3件。しかも合間に遠方もあり、分刻みのスケジュールに
なったが、なんとか遅れることなく済ますことができた。
6 月26日(金) 午後から雨が降ってきて次第に強くなっていった。夜 今東京の方に
おられるお檀家さんがお布施と法事の依頼に来られた。聞いてみるとまだこちらのマンション
も置いておられて、もしこちらに転勤になればそこに住まれるとのこと。川沿いで日当りも
よく、やはりこちらが便利ということのようだ。ずっと住んでいる者にはわからないが、
この地域は住みやすい環境ということなのかもしれない。
6 月24日(水) 午後3時半から京都のリーガロイヤルで近畿連区准堂衆会の研修。
今までお話を伺ったことのない鍵役の方の講演ということで久しぶりに参加、われわれが
知り得ない宗祖の御真影のお扉の開閉の作法を映像を使って説明いただいた。そのあと
のお話で、最近内陣での和讃本の扱いの所作が乱れている、というご指摘もあったが、
それは全く同感でそのあたりを折角こういう場でご指摘いただいたのだから、准堂衆会と
して正しい作法を啓蒙していく必要があると思った。
6 月22日(月) 夕方歯医者に行った後、民生委の会議。高齢者の見守りの新しい制度が
出来るそうでその説明に「あいあいセンター」の担当の方が来られて説明された。見守りの
対象者をはっきりさせるという趣旨の説明があったが、まだこれから動きが出てくるので、
具体的にどうすればいいかは、もうひとつわからない。ともかく仕事が増えるのは間違いない。
6 月21日(日) 青草人の会。今日は「我亦在彼摂取中」のところ。源信さまの「往生要集」
の中にあるお言葉で、そのまえに「光明遍照十方世界 念仏衆生摂取不捨」という観経の
教えがある。ただしここの念仏は観経では称名念仏ではなくて、観想念仏、心の眼でもって
佛の像を思い浮かべるという定善の行を教えられている。ところが親鸞聖人はこの念仏も
称名念仏といただかれています。それは聖人の場合観経を読むときでも必ずそのバックボーン
に大経を置いておられる。それを形で表わしているのが東本願寺の参拝の仕方。(教区から
送られてきた紙芝居を使って)まず御影堂門から入る。この門の上にはお釈迦様と弥勒菩薩
阿難尊者が安置されていて、これはまさに大経の世界。その世界に直接入るのでなく、
まずそこを通ってから御影堂に参る。ここには親鸞聖人の御影が安置されてあり、まさに聞法の
世界。ここでわが身の事実確かめ、こんなわれわれには念仏の教えでしか救われないことを
知らされる。念仏申す身になるということです。そこから阿弥陀堂に入ります。ここはまさに
ご本尊阿弥陀如来のまします場ですからお浄土の世界。ここで本当に尊い教えを見出し、佛に
遇いえたという確かめ、佛に帰依する身となります。そういうことですから必ず本願の教えである
大経から観経お読む。ここに摂取不捨とありますのは、決して見捨てない、背を向ける者にも
追いかけていっておさめ取って下さるという阿弥陀如来の本願のはたらきを表わしている、という
話に。
6 月20日(土) 朝7時にお参りに行ってそれから久しぶりに子育てサロンの準備。そのあと
近所にお参りに行って神戸、西宮を回る。西宮のお宅で家庭菜園をされていて、採りたての
キューリやナスをいただく。このあたりもカラスの被害があるようで、こちらのお宅ではビニール
の紐を使ってカラス対策しておられるとか。空からの侵略だけに防ぐのは大変そうだ。
6 月19日(金) 建物の耐震検査をしていただいた。壁のコンクリートをくりぬいたり本格的な
検査だった。屋根裏にも上がられて調べられていたがどんなものだろう。もう40年以上経つ
だけに少し心配。
6 月18日(木) 3時から天王寺の方で民生委の研修があり、2時に柏原にお参りした後、
高速の「文の里」で初めて降りてそのまま会場へ。個人情報の話だったが、こちらが注意しても
悪意のある者にネットを通して情報が盗まれたらどうするのか。いまどきPCを使うのは当然だし
それがネットにつながっているのも致し方がない。やはり手書きが安全ということか。
6 月16日(火) 夜友人と友人の紹介で新地の寿司屋さんで会食した。ミシェランガイドにも
掲載されたお店だそうだがさすがにそれにたがわず料理はおいしく、お酒もいろいろ揃っていて
しかも値段はリーズナブル。色々懐かしい話をしながらいただいて楽しい時間を過ごせた。
6 月13日(土) オーネット コールマン氏が亡くなられたようだ。フリージャズの先駆者として
輝かしい実績を残し、何年か前来日されたときの公演を見に行った。さすがに老年でアルトを
吹きまくるというわけにはいかなかったが、ヴァイオリンでやはり前衛を演奏しておられたのが
懐かしい。ロンリーウーマンは不朽の名曲だ。
6 月11日(木) 先日の無呼吸の検査の結果を聞きに行った。予想通り最悪の結果。まあ条件
も普段と違うし、この結果だけで治療されるのも困るので、これ以降の治療はしばし延期しよう
と思う。夜機械を付けて寝るのはもうご免だ。
6 月10日(水) 夜 組会。この組内では今度の門徒戸数調査のあり方に懐疑的な考えの住職
が多い。それが至極当然のことだと思えるのだが、他の組内の住職は自分たちが損をすると
いう考えから離れられないようだ、なげかわしい。
6 月 9日(火) 隣の自動車修理工場の従業員だった方の葬儀を勤めた。16歳から73歳まで
57年間も勤められたようで、その時間の変遷を見てこられたということだ。ご家族はおられな
かったようだが、その工場の社長さんらが親身になって見送られた。いい葬儀だった。
6 月 8日(月) お参りしたお宅の近くの庭にビワの木があり、そこにたくさんの実がなっていて
それをカラスの群れが食べ散らかしていました。全部食べるのでなく一口かじってあとは
下に落としているだけのようで、遊んでいるような感じ。しかし下のお家は迷惑だし道路にも
実が散らばって衛生的にも良くない。カラスの勝手とはいえ、こういうことを放っておくと、
ますます増長するような気がする。ヒッチコックの世界が現実化しそうだ。
6 月 6日(土) あるお檀家さんが寺でご法事を勤められたが、その時に立派な座布団を寄進
いただいた。あまり大きすぎたりフカフカ過ぎたりするのはかえって座り辛いが、ちょうどよい
大きさと厚さで本堂にぴったり。本来は本堂にはないのが普通だが、やはり法事を勤めると
なるとあったら安心できる。ありがたいことだ。
6 月 5日(金) 夜 声明の練習。かなりの雨の中をおいでいただいたので、雨にぬれないよう
普段は通らない勝手口から入ってもらった。書棚の中を通ってもらうので色々全集やら小説
やらの背表紙を見られてちょっと恥ずかしい気分。偉い先生の個人全集があってもほとんど
目を通していなかったりするものもあり、まあ次世代の誰かが読んでくれることを期待するしか
ない。
6 月 3日(水) 朝から雨の中を医院から帰宅。今日から梅雨入りとのこと。午後耐震検査の
打合せ。建物も肉体もいろいろボロが出てくる頃かもしれない。
6 月 2日(火) 睡眠時無呼吸の診断のために一泊で検査してもらうことに。千日前のこういう
検査専門のような医院で午後5時から缶詰状態。7時に頭から体中に計器を付けられ、
あまり身動きができないので仕方なくテレビで野球観戦。久しぶりにゆっくりと試合を見れたが
1-0で阪神リードで8回は福原が珍しく?パーフェクトに抑え、9回2死ランナーなし、抑えは
オ スンファンだからこれはいただいたと思ったら、次の打者がボテボテの内野安打、四球に
また内野安打があり、あれと思ったら次打者が満塁本塁打。まあ最悪の展開の試合を見た後
の検査で安眠には程遠い状態だったような気がした。