平成27年 11月分

11月28日(土) 本山御正忌御満座。この日に楽僧として参勤するのは久しぶり。30年くらい前
  に初めて本山に参勤した時は、門首がご出仕になる時、あるいは坂東曲が始まる時は、堂内
  が揺らめくような空気になったが、なにかそういう緊張感、盛り上がりは無くなってきているように
  感じた。

11月25日(水) 真宗学院の法要体験で本山の御伝鈔を拝聴に。3時から1時間ほど宗務所の
  会議室で講義した後、御影堂へ。下段を読まれた方(坂谷さん)の声が素晴らしく、御堂に
  響き渡っていた。

11月24日(火) 本山の楽僧の控室にいる時に、地震があった。ゴーという音とともに縦揺れが
  あり、結構揺れた感じがしたので大丈夫かと思ったが、大阪の方は何ともなかったようで、
  震源が京都府南部ということらしくまさに震源の上にいたということか。ちなみに震度は3.

11月22日(日) 本山の楽僧として参勤。今日は主管ということで早めに到着。声明に合わせる
  附物がどうしても楽器にない音が出ていて困った。あとは何とかできたか。

11月21日(土) 午後から本山の楽僧として参勤。当初は当たっていなかったが急に法務が
  入った方がおられてその代理。法要開始1時間以上前に着いたがもう半数以上の方が
  来られていた。初日ということで皆さんお早い。

11月20日(金) 民生委の研修。午後から天王寺まで。最近施設での要介護者への虐待の
  ニュースがあるがそういうことに関連した話。重いテーマだ。

11月19日(木) 夜 民生委の会議。確認の連絡をメールで流すのを忘れて当日に流したが、
  皆さんご出席いただいてよかった。

11月16日(月) 4時から別院で会議。いったん帰宅して6時半から延塚師の講座。「如来より
  たまわりたる信心」ということを歎異抄では法然上人の言葉として伝えられ、「御伝鈔」では
  親鸞聖人の言葉となっている。これは前後の事情から考えて御伝鈔の方が正しいということ
  らしい。

11月15日(日) 朝 青草人の会。今回は「憐愍善悪凡夫人」のところ。法然上人はそれまで
  の仏教のあり方を大きく変革され、それまで知識人や権力者だけの仏教から庶民の仏教
  に広げられた。まず仏教を聖道門と浄土門に分けられ、さらに仏教の行を正行と雑行に分け、
  さらに五つの正行、読誦、礼拝、観察、称名、讃嘆供養のうち称名を正定業、ほかを助業と
  されて、それは阿弥陀の本願によって示されている。だから誰にでも仏教の行が出来ることを
  明らかにされた。山や伽藍の仏教から町中の道場の仏道へ。現世利益から浄土往生へ。
  自力精進から他力本願へ。日本の仏教のあり方を変えられた方であるという話に。
  午後から落慶法要に参勤。参道列があって雨が心配されたが、ちょうど始める頃には晴れ
  あがって本当に良かった。

11月13日(金) 夜 楽の練習。当番が当たっているので早めに来て、お茶の準備。今年は
  本山の御正忌に楽僧として参勤するので練習日程が多い。いつも伽陀とかの附物の練習
  の時、声を出す方で楽器で附ける練習ができなかったが、今回新しい会員に准堂衆の
  方がおられたので、その方が声を出していただいてこちらが楽器で附ける練習ができた。

11月11日(水) 午後大阪教区教化センターの研究員の方が来られて、寺に伝わるご絵像
  やその裏書などを紹介していただくことになった。戦災などでほとんど古いものは残って
  いないが、ご本尊や御絵像は数百年守ってこられた。ご先祖の大変な御苦労があって、
  今日ここにお寺としてあることに感謝。

11月 9日(月) 夜 親戚の叔母様の通夜に参列。真言宗のお勤めだったが、一応以前
  いただいた経本を持参したが、声は出せない。たくさんの参列が有り、亡くなられた方の
  徳がしのばれる。

11月 8日(日) 朝から雨模様。このところ週末に雨が多い。今日も市内のお寺の報恩講に
  参勤させていただく。雨でもたくさんのお参りの方がおられる。真宗のお寺は報恩講が
  大切な仏事であることをよく伝えておられるからだろう。見習わなければ。

11月 7日(土) 新大阪近くのお檀家さんに法事でお参りさせていただいた。この界隈は
  駐車料金にだいぶ差が有る。駅に近い程高く、15分300円というところもあれば、5分位
  歩くだけで15分100円というところもある。この差は法事とかになってくると大きい。

11月 4日(水) 大阪府南東部のお寺の報恩講に参勤。ちょっと山手にあるので、この時期は
  例年夜になって冷えてくることが多いのだが、今年はまったくその気配がなく、助かった。

11月 3日(火) 助音ではもっとも以前から寄せていただいているお寺の報恩講。昼と夜の
  座が勤まって、その間にご講師の方と一緒にお食事をいただく。最近はご講師も若返って
  顔見知りの方も多く、色々お話させていただいて有意義な時間を過ごさせていただいた。

11月 2日(月) 組内の報恩講。お参りさせていただく寺院は組内でも少し地域が違うので、
  いつもと違う参勤法中の顔ぶれになって、新鮮な感じ。それでも世代は若返っている。

11月 1日(日) いよいよ報恩講月間。月の半分は報恩講に参勤か参詣する予定。