令和元年 5月

5月 30日  東京に行ったときは必ず立ち寄っていたクラシックの中古CD専門店が
        大阪にできて、初めて立ち寄った。梅田の中心からかなり離れているので
        行きにくかったが、さすがに専門店だけあって品ぞろえは文句なし。新宿
        の店より少し狭いが量的にはそんなに変わらないのでは。他の店では
        なかったベルクのヴァイオリン協奏曲とこれはちょっと怪しいがハイブリッド
        SACDでヤルヴィのショスタコービッチ7番を購入。次はいつこれるやら。

5月 27日  刃物を持った男による無差別殺人で、有名小学校のスクールバス乗り場
        に集まっていた児童と保護者の男性が亡くなった。犯人はその場で自殺。
        なんとも救いようのない事件。8050問題と言われているが50歳代の
        引きこもりの男性による犯罪。何かが引き金になってしまったんだろうが、
        急な暑さも一因かもしれない。もしそういうことであれば少しは対策がとれる
        のでは。

5月 26日  ご門徒の方が全国紙の交遊録のようなところに紹介されたというお話を
        お聞きした。各界の一流の人が友人を紹介されるようなコーナーで、
        そのご門徒の方にいろいろ教えを受けたりお世話になったということを
        書かれていた。全国紙でしかも経済新聞だから影響は大きかったらしい。
        いろいろなところから電話がかかってきたそうだ。一流の方から特に
        交流が深い人として紹介されたのだからそれだけで名誉なこと。自分も
        そういうことで新聞に載りたいが、警察に御厄介で載る方が確率は高そう。

5月 24日  5時から別院で葬儀の研修。まあ今更という気もするが若手にも育って
        もらわないといけないのでお手伝いさせていただくような感じ。

5月 23日   夜 民生委の地区の会議。早く終わったので久しぶりに呑みに出かけた。
        今の委員で次期も変わらずやっていけるのはありがたい。

5月 22日  夜知り合いの方にご招待いただいて甲子園で阪神ヤクルト戦を観戦。
        去年は甲子園で勝てなかったが、今年は1番の新人が突破口を開けるし
        4番もようやくちょっと頼りになるようになってきた。相手の信じられないような
        拙攻にも助けられ、3対2で勝利。藤川が勝利投手。ベテランも安定している。
        今年は投手陣で勝利の方程式が危ないながらできているし、センターライン
        捕手、セカンドショウト、センターが固まってきて、これで外人が打ち出せば
        そこそこ行きそう。

5月 21日  昼は民生委員長会議、夜は小学校の会議。来年からの校区変更について
        こちらの小学校でもいろいろ影響はある。いろんな問題が出てきそうで
        どこまで対応できるのか。

5月 20日  午前中民生委員の仕事として保育園に遊具の贈呈。3か所うかがったが
        規模が大中小という感じで、大きいところはたぶん6歳児だと思うが
        難しい歌を歌ってくれた。中規模のところは大きい子供さんと小さい子供
        さんが仲良く歌ったり演奏してくれた。小規模のところは3歳児以下みたい
        でアットホームなかんじで可愛さは一番、という感じ。  

5月 19日  青草人の会。今日も歎異抄10章。「念仏は無義をもって義とす。」のところ
        で、最初の無義の義は人間の計らいということ。それを超えていくことが、
        仏教の教えの根幹であり、それは自力聖道門でも同じ。千利休の辞世の
        句に「祖仏共に殺す」(祖師も仏様も殺す)とあります。大変厳しい言葉ですが
        これは臨済の教えで、私たちの知恵で勝手に作り上げた偉いものという思い
        を捨て去るということなんでしょう。蓮如上人のお教えに「木像より絵像、
        絵像より名号」と言われることに通じることです。私たちの考えで、理屈で
        信じるのでなく、私たちの知恵を超えたはたらきによって生かされている、
        そなはたらきが他力浄土門では名号となって現れて下さっています。私たちは
        感謝の心でお念仏申させていただくしかないということです。 

5月 18日  午前中子育てサロン。子供さんだけで5人来られて、お姉さんがしっかりしている。
        兄弟と知り合いの子供さんらしいが、女性の母性は10歳くらいから備わって
        いるのかもしれない。午後から別院で結婚式の附楽。おめでたいところで
        えんそうさせていただくのはこちらもうれしい気持ちがわいてくる。

5月 16日  国会議員の発言が問題になっている。公の立場をわかっていない人が
        一歩間違えば国と国との関係を壊しかねないような発言をするのは危険
        極まりない。今地方では議員の成り手がいないということだが、それは国でも
        同じ状況であって、本当に良識のある人で国会議員になりたいと思っている人
        は少ないのではないか。親が議員だったからそれを仕事にするしかないという
        人や今回の発言の主のような目立ちたがり、もしくは威張りたがりの人しか
        議員になろうとしないのではないか。それならAIに政治を任せた方が、害は
        少ないのではなかろうか。

5月 13日  夜 別院で教行信証講義を聴講。行巻の龍樹のところはちょっとややこしい。
        わかったような、上手く丸め込まれたような微妙な感じ。

5月 12日  神戸の六甲アイランドのホテルで法事を勤めた。大開入口ができたので
        湾岸線に入りやすくなって、早く行けるようになった。ホテルは仏事に協力的で
        燃香可で勤めやすかった。今日はたまたま大安だったが、結婚式がこの時間
        入っていなかったようなので、ちょっと心配ではある。

5月 9日  今月は長い休みがあったので、毎月月初の提出いただくことになっている
        活動報告書の集まりが遅い。いつも一番に出していただく委員さんが今月は
        まだ。たぶんお孫さんが遊びに来られたりしてバタバタしておられるのだろうと
        推測できるのであまりせかすのも気が引けるが、今週中に提出したいので
        督促のメールをしたら、すぐに持ってきていただいた。  

5月 8日  大津の方で保育園児の列に車が突っ込んで幼い命が奪われるという悲しい
        事件があった。若者の暴走や老人の運転ミスということではなく、右折車と
        直進車の衝突によるものとか。こういう事故は日常茶飯に起こっている。
        もちろん安全運転を怠った運転者の責任は重いが、危険な交差点ということが
        事前に明らかになっていたのであれば、ガードレールを設けるなどなんらかの
        防止策が講じられたはず。事故が起こってからでは遅い。

5月 4日  皇居で新天皇即位後初の一般参賀が行われた。この時の情景を見て
        おかしく思えたのは、多くの人がスマホをかざして写真を撮っていたことだ。
        最近はこういう情景をしょっちゅう見かける。昔みたいに顔を上げてはいけない
        ということではいけないが、自分の目で見ずにカメラを通して見るというのも
        おかしなことだ。道具が人間の心を変えていくという典型かもしれない。

5月 1日  平成から令和へ年号が変わった。明治以降は天皇が崩御されての年号
        変更だが、今回は勇退されての変更だから祝賀の趣も強い。こういう形で
        全国民が祝賀の思いを持って年号が変わるのは史上初めてのことだろう。
        いささか騒ぎすぎのきらいもあるが、新しい時代も平和を祈念することは
        引き継いでいかねばならない。