2002年春マンションに引越したのですが自転車置き場が足りない。 だから自分の自転車は保有しないつもりでした。 引越後ホームセンターで折り畳み自転車が目に止まり値段を見ると7800円、安い! これなら小遣いで買える。 「折り畳み自転車ならクルマに積んでおけば駐輪場は要らないし、 自転車通勤出来そうだな。」 そう考えて購入したけど乗ってみると不満だらけ。 ギア比が軽すぎて漕いでもなかなか進まない、 重い、折り畳みが面倒等々。
それでも歩くよりは速いしこれで通勤。会社に乗って行くと上司が
「お、折り畳み自転車ええなぁワシも買おかな。」
数日後その上司は立派な折り畳み自転車をクルマに積んで持って来ました。 ブリジストンのトランジットライト3、オシャレなデザインで軽量アルミフレーム。 う、なんか悔しい。
安物自転車とトランジットライトを見ながらあれこれ考えてるうちに だんだんと自分の欲しい自転車がどういうものかイメージが沸いてきた。
以上の条件を設定してネットで情報収集。 条件を全て満たす自転車は無いみたい。半年ぐらいあーだこーだと検討し続けました。
自転車を検討するうえでいちばん重視したのが輪行性能、手軽に畳んで電車に乗れると凄く便利そうだから。 その為には重量が軽い事が絶対条件かな。 でも輪行で自転車を持ち上げる場面を想像してみると、 駅構内とホームまでの間と列車の乗り降りの時だけで ホームで列車を待つときや列車の中では下に置いとけば良い。 そう考えると軽さについては重要度が下がってきて、 それよりも電車の中で邪魔にならないように折り畳みサイズのほうが 重要な気がしてきた。
そうなると急に linkBROMPTON が魅力的に見えてきた。
BROMPTON の折り畳み姿は
linkはろーにこにこおんらいんの
link[折りたたみ自転車]ページのいちばん下あたりが解かり易い。
BRONPTON を先に挙げた条件に照らし合わせてみると
BROMPTON は英国製と台湾でライセンス生産されたものの2種類あり、 値段が倍ほど違います。モチロン英国製の方が高い。 ネットで見ても全然違いが判らないし上本町の linkLORO Cycle Works という自転車屋へ 本物を見に行く事にしました。それで気に入ったら買っちゃおう。
店で本物の BROMPTON とご対面、6台ぐらいズラリと並んでいて壮観でした。 見ても違いが判らないので店員さんに聞いてみると
「UK(英国製)とライセンシー(台湾製)は見た目は一緒でも全然違いますよ、 UKのほうが品質が良いです。フレームも別物だし一つ一つのパーツも良い物が付いてます。」
確かに並んでるのを見比べてみると一つ一つの部品の質が違うように見える。
「ライセンシーを買った人でもブレーキをUKのものに変えて UKのリアキャリアつけて、という風に段々UKに近づけていくような人も多いですよ。 でもどんなに頑張ってもフレームがライセンシーなんですけど。」
え、フレームにそんなに違いがあるんかいな。話を聞きながらよく見比べる。 ん、フレーム溶接部分の仕上がりが全然違う!台湾製はホームセンターで売ってるママチャリ程度の溶接なのに対して 英国製は非常に丁寧でゴツい溶接をしてある。 うーん、台湾製にブレーキ・リアキャリア・ライトの値段を加えたら…、 これは英国製を買った方が良いな。
英国製のほうを買って家まで乗って帰る事にしました。 お金を支払い自転車を整備調整してもらってる間に雨が降り出して、 これじゃ乗って帰れない。 店員さんのご好意で最寄り駅までクルマで送ってもらいました。 そんな訳で購入当日が初輪行。
初輪行の感想、クソ重い!