配管切り取りサンプリング調査及び診断
既 設 配 管 の 劣 化 診 断
近年建築物における給排水設備はその経年と共に赤水・漏水・閉塞・流量低下等の支障が発生します。これらの衛生配管をいかに永く保つことができるかは、配管の現状を正確に把握し、維持していくことが重要です。非破壊検査等の調査も必要ですが、配管の内外面が実際に目視できるので、見るものにとっては一番インパクトのある調査方法です。配管・バルブ・機器類などについて、半割り・酸洗いの後、状況観察・測定を行い、残存寿命を推定することで、早めに対策を立てることができ、経済的な改修が可能となり設備配管の寿命を永く保つ事ができるのです。
調査対象 設備配管全般(樹脂管を除く)
調査方法
1. 調査したい配管を切り取る。 2.抜管したサンプル管を縦割りにする。
3. 片側を酸に漬け、錆や付着物を除去。 4.酸洗いを行った配管の残肉厚を測定。
酸洗い前後の状態を写真撮影により記録。 最も腐食の進行しているポイントを
マイクロメータで測定。

5. 残肉厚・経過年数等のデータを用いて解析を行い、残存寿命を推測し報告書及び
サンプリングケースを提出いたします。


予備調査・現地調査等が必要になりますので、調査の必要な方はご相談下さい。
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