超音波肉厚測定調査及び診断
既 存 配 管 の 劣 化 診 断
近年建築物における給排水設備は、その経年と共に赤水・漏水・閉塞・流量低下等の支障が発生します。これらの衛生配管をいかに永く保つことができるかは、配管の現状を正確に把握し、維持していくことが重要です。既存配管(鋼管)の超音波肉厚測定により減肉量の測定を行い、浸食度を計算して残存寿命を測定します。早めに対策を立て計画を進め無駄のない改修を可能にします。
施 工 例
対象 設備配管(鋼管SGP・銅管)鋼製容器等
使用機器 超音波厚さ計
超音波診断の原理と特徴
超音波を利用して測定物の片面から測る非破壊な測定です。
測定原理は、測定物中を超音波パルスが往復する時間を測定し、距離に換算します。
調 査 方 法
1. 配管等の保温材・塗装などを剥がし、表面を平滑に加工します。
2.
規定の箇所数を測定します。配管等の外面に探触子を接触させ、内面に超音波を入射し、
その往復時間から肉厚を計算します。
3.
持ち帰った計測データと経年等の値から解析を行い、残存寿命を推測します。

弊社独自の作図ソフトにより、減肉の状態を分かりやすくイメージ表現した報告書を提出いたします。
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