釣果で楽しむ
食卓

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がまかつ釣〜るBOOKより

 この冬の大阪湾のメバルは大型ぞろい。30cmクラスがかなり上がっている。その大メバルを狙って出かけた。午後便で出船し、釣り開始は午後3時頃、潮は緩やかに流れていたが、メバルの食いは散発的、それでも動きのよかった一時にアタリが連発し、3連続でキャッチすることができた。そのうちの1尾がジャスト30cmだった。ほか、小型だがマアジも1尾まじった。     取材/編集部

2007年2月中旬・大阪湾の乗合船でメバル釣り
釣果:メバル22〜30cm3尾、アジ19cm1尾
料理:メバルの刺し身、キズシ、酒蒸し、素揚げおろしポン酢添え、アジの塩焼き
メバルの素揚げ
 おろしポン酢添え
 
材料:メバル1尾、大葉適量
  フライパンに油を入れ、メバルを入れて高温で揚げる(G)。大根を下ろし、ポン酢をかけて食す。
メバルの酒蒸し
 
材料メバル1尾、出汁昆布数枚、酒適量
 鍋に出汁昆布を敷いてメバルを入れ、少しだけ浸かるぐらい酒を入れて中火から弱火で蒸す(F)。蒸し上がれば出汁昆布とともに盛り付けて完成。
マアジの塩焼き
材料:マアジ1尾、大葉数枚
 マアジに飾り塩をし、じっくり焼き上げる(H)。大葉で飾って盛り付ければ終了。
メバルの刺し身 
 材料:メバル片身、大葉数枚

  皮を引いて節取りした身を適当な厚さでカットする。大葉を敷いて盛り付ければ完成。
釣果によるメバルの刺し身、キズシ、酒蒸し、
素揚げおろしポン酢添え、アジの塩焼き
 刺し身、キズシ用は30cmのメバルを1尾使用。ウロコを取り(@)、頭を落とす(A)。内臓を取りだしきれいに水洗いする。そして三枚に下ろす。背側から骨に沿って包丁を入れ(B)、次に腹側から切っていく(C)。反対は腹側から包丁を入れ、次に背側から切り込んで中骨を断つ。三枚に下ろせば腹骨を取っておく(D)。酒蒸しと素揚げ用のメバルはウロコを取り、内臓を取り出して水洗いすればOK。マアジもこれと同様にしておく。
メバルのキズシ 材料:メバル片身、出汁昆布数枚、酢適量
 タッパーに出汁昆布を敷き、メバルの身が浸かるぐらい酢を入れる。皮を引いた身を入れ、上から出汁昆布を重ねて(E)酢を足し、2時間ほど寝かせる。後は食べやすい大きさに切ればよい。出汁昆布を入れると味が少しまろやかになる。浸けすぎると身が固くなるので注意。