釣果で楽しむ
食卓

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がまかつ釣〜るBOOKより

 乗っ込みチヌが釣れだした若狭方面の磯、年なしクラスも有望で、型がそろうのが魅力。ということでその大型チヌを狙ったのだが、こともあろうことかチヌボーズ。すさまじいオセンのエサ取りに、見事にやられてしまった。結局、釣れたのはガシラ4尾と小型のグレ1尾にタケノコメバル1尾という貧果、そう、貧果でも楽しい食卓をという趣旨にはピッタリなのだが・・・。 取材/編集部

2008年4月中旬・若狭の磯でチヌ狙い
釣果:ガシラ15〜18cm4尾、グレ22cm1尾、タケノコメバル20cm1尾
料理:ガシラの空揚げ辛子白味噌添え、ガシラの味噌汁、タケノコメバルとタケノコの煮つけ、グレのホイル包み焼き
ガシラの味噌汁
 
材料:ガシラ1尾、合わせ味噌適量、粉末の出汁の素、料理酒
  ガシラを半分に切り、サッと料理酒をふる。鍋に合わせ味噌を入れ水で溶く。粉末の出汁の素も少しだけ加える。ガシラを入れて煮立たせればよい(D)。
ガシラの空揚げ
 辛子白味噌添え
 
材料ガシラ3尾、辛子適量
 白味噌適量、大葉数枚

 フライパンに油を入れ、ガシラを入れて高温で揚げる(C)。揚がれば大場を敷いて盛り付ける。辛子と白味噌を1対1の割合でまぜ、小鉢に入れて添える。
タケノコメバルとタケノコの煮付け
材料:タケノコメバル1尾、タケノコ適量、ショウガ少々、醤油、料理酒、味醂、砂糖、粉末の出汁の素
 鍋に水を入れ醤油、料理酒、味醂、砂糖、粉末の出汁の素を溶く。ショウガを入れ、タケノコメバルを入れて一煮立ちさせる。湯がいたタケノコを加えて少し煮れば(E)完成。
いずれも魚が小さかったので、すべてウロコを取り、内臓を出すだけで料理する。水洗いしてウロコをきれいに取り除く(@)。ガシラのウロコは細かいので、ヒレの周りなど特に念入りに。アゴの付け根を切り離す(A)。腹を裂く(B)。後は内臓とエラを取り出し、水洗いすればよい。
グレのホイル包み焼き 材料:グレ1尾、タマネギ適量、シメジ適量、バター適量、塩
  アルミホイルをグレが包めるぐらいの大きさに切り、バターを塗る。スライスしたタマネギ、シメジを敷き、塩を振って下味を付けたグレを置く。グレの上にバターを乗せ、(F)、アルミホイルで包む。オーブントースターで焼き上げれば終了(G)。