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未成年者と高齢者はご注意を!! 悪質なワンクリック請求

未公開株、金融商品のご注意を

大阪市消費者センター2010年度
 大阪市消費者センターが2010年度の相談概要をまとめた。相談件数は前年度比4・3%増の2万901件で、特に20歳未満と60歳代以上で相談が増えている。内容別では、不当請求や架空請求の相談が2944件と最も多かった。
ワンクリック請求やメールによる、インターネット上の情報やサービスに関する相談が、10~60歳代の年代で一番多かった。特にアダルトサイトなどで年齢認証の確認をしただけで利用料金を請求するといったワンクリック請求に関する相談は、前年度から倍増し、1533件に。20歳未満の相談件数は前年度比45%増の615件だったが、ワンクリック請求が主な内容だった。
一方、60歳代の相談件数は同22%増、70歳以上も同20%増と高齢者からの相談が増えている。未公開株や投資信託などの金融商品のトラブルに関する内容が多く、60歳以上の相談者が占める割合は68%と高かった。

【高齢者に多い悪質商法被害に関する相談件数】
① SF(催眠)商法 75%  ② 点検商法 59・3%  ③ かたり商法 35・8%
<デリバディブ取引などの金融商品に関する相談件数>
① 公社債 76・5%  ② デリバディブ取引 70%  ③ 未公開株 65%  ④ ファンド型投資信託商品 58・9%

【若年者に多い悪質商法に関する相談件数】
① キャッチセールス 61%  ② アポイントメントセールス 42・1%  ③ マルチ商法 37・9%

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