情報コーナートップページ>「省水型・環境調和型水循環プロジェクト」フェーズ3不採択

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「省水型・環境調和型水循環プロジェクト」
フェーズ3不採択


 大阪市水道局は平成21年度からベトナム国・ホーチミン市水道を対象に、水資源管理における省エネ、産業競争力の強化で公募された、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)の「省水型・環境調和型水循環プロジェクト」の調査(フェーズ1~2)に取り組んできたが、このほどNEDOから通知があり、当該案件の平成23~25年度調査(フェーズ3)への移行が不採択となった。
 不採択の理由は、研究開発遂行能力は妥当であるが、事業化時の現地新会社の作り方やビジネスモデルが明確になっていない等、「現時点では実証研究を行った後の将来的な事業形態に課題がある」とされた。
 今回の不採択によって、実証実験を行うための小規模施設の建設については見直す必要が生じたが、ホーチミン市水道における取組みは、長期的かつ広域的な対応が必要とされる。同市水道局及びホーチミン市水道総公社(Saigon Water Corporation、SAWACO)の間では、平成21年12月に締結した「技術交流に関する覚書」にもとづいて、同市が所有する技術やノウハウを活用しながら、各種課題の解決に今後とも共同で取り組んでいくことを確認した。

<問合せ先>大阪市水道局工務部計画課 電話: 06-6616-5510

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