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大阪中華総会、国慶節を祝う
関西と台湾の交流を深めることで一致
尖閣諸島の問題は平和的な解決を

 中華民国の建国記念日を祝う「中華民国101年の国慶節(双十節)」(中華民国留日大阪中華総会主催)の祝賀会が2日、大阪市中央区難波5のスイスホテル南海で開かれ、関西華僑界、大阪の日華親善議員連盟の荒木幹男大阪市会議員(自民市議団幹事長)らが参加して建国記念日を祝い、台湾と関西との一層の交流を深め合うことを確認した。
祝賀会では在阪華僑の大阪中華総会、洪勝信会長が「台湾と日本の意識調査はお互いに親近感を覚えています。大阪中華総会は日本社会の一員として事業活動に励み、日本と台湾の文化、スポーツ交流の橋渡し役を努めたい」と話し、紛争となっている尖閣諸島の領有問題については「言及しませんが実に残念な状況。両国は漁業交渉をまとめ、領有問題を終息させていただきたい」と日台両国の正常化を呼び掛けた。
引き続いて台北駐大阪経済文化弁事処、黄諸侯処長が「東シナ海の離島をめぐって領有問題が起こっているが、国父・孫文は平和と王道を訴えた。日本と台湾は運命共同体で平和的な紛争の解決を行わなければならない。台湾にとって関西は人気の観光地。今後も両国が元気に交流することを願っています」と話した。
地元の国会議員、大阪の日華親善議員連盟の議員らの祝辞も紹介された。祝宴では大阪中華学校の生徒による獅子舞や民族楽器「二胡」による演奏会も催され、宴会を盛り上げた。
出席した荒木議員は「日本と台湾は両国の意識調査でも親近感を覚え、経済・文化・スポーツなどあらゆる分野での交流は深まっている。尖閣諸島の領有問題は主張すべきは主張し、平和的な解決しなければならない」と話している。



「日本と台湾の交流の橋渡し役を果たしたい」と挨拶する
大阪中華総会、洪会長
祝賀会会場の模様


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