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2012年11月24日開催





平松前大阪市長、大阪文経塾で

政治家を見極める〝鑑識眼〟を

荒木氏、「新生保守」を確立し、文経塾から政治の世界へ人材を輩出
 荒木幹男大阪市会議員が主宰する大阪文経塾は24日、西淀川区大和田2丁目の市立西淀川区民会館(エルモ西淀川)で前大阪市長で公共政策ラボ(PPL)代表、平松邦夫氏を招いて開催しました。
荒木市議は「大阪でも自民同士の国会議員が離党して選挙目当てに日本維新から出馬するケースが起こり本当に情けない事態を迎えている。今こそ、『新生保守』のうねりを起こさなければならない。ぜひ、平松邦夫前大阪市長のお力を借りたい。きょう参加の文経塾の若き同士の皆さまからも政治の世界へどんどんチャレンジしていただきたい」と話した。

平松氏、今後も大阪市政に提言
 平松氏は衆院選を前に「国民は本当に国民のための政治を行ってくれる政治家を見極める鑑識眼が持てるかどうか問われている」と、閉塞した政治状況の中で国民がひとときのムードに流されることに警鐘を鳴らした。
平松氏は橋下徹大阪市長が大阪維新の会代表、日本維新の代表代行を兼務している現状に対し、「大阪市政の公務がほぼ休業状態になっている。特別職としては法的には問題ないが、道義的には市民から市長不在と批判されても仕方がない」との認識を示した。
そして橋下氏の国政選挙への立候補の可能性については「さすがに衆院選はでないだろうが、来年夏の参院選に立候補する可能性はある」との見方を示し、平松氏の市長選再出馬の可能性については「大阪市民から52万票をいただいた。(誰かを推すにしても)その意味は大きい」と自身の出馬を含めて大阪市政へ積極的に関与する姿勢を示した。

新生保守の確立を
 さらに平松氏は橋下氏の政治手法に対し「彼は次々に特別顧問を採用し、市職員の政治思想まで調査するなど憲法違反ではないのか。公募した区長の選任過程も不透明。彼は選挙に勝てば何をやってもいいと思っている。民主主義をはき違えている」と批判し、区割り案についても「大阪市〝廃止構想〟の第一歩。形を変えればうまくいくというのはおかしい」とし、自身が市長在任中に「財政再建」「街頭犯罪の低下」「違法駐輪の減少」ーの3点で実績を挙げたことを紹介し、「私は市長在任中は大阪市のええところを伸ばすために政治家になった。小さなミニ集会を含め570回の集会に参加し、市民の声に耳を傾け、常に市民に寄り添うことを政治信条としてきた。荒木先生には日本国の本当にいいところを守る、国、国民を愛する新生保守の真髄を守り、多くの同士を立ち上げてもらいたい」とエールを送った。

「私に投票していただいた52万票の意味は大きい」と話す平松氏
「新生保守を立ち上げたい」とあいさつする荒木市議


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