活動報告トップページ>荒木幹男議員レポート 西淀川区民 放置自転車モニター報告
荒木幹男議員レポート

西淀川区民放置自転車モニター報告 <№4>

35%の区民が「放置自転車」増えた
対策は「駐輪場を無料に」「駐輪場を増設」を希望


約4割が危険 「携帯電話で話しながらの走行」



 地元、西淀川区の放置自転車の区民モニターが報告されました。今回で4回目です。自転車の不法駐輪や危険な運転がよく問題になっています。西淀川区民のアンケートからは35%の区民の皆さんが「非常に増えた」「やや増えた」と回答し、「どのような場所で駐輪を迷惑と感じるか?」では「駅周辺」「商店街周辺」が多いとの回答が多かった。
放置自転車の対策としては「駐輪場を無料」「駐輪場を増設」を要望する区民の声が多かった。地元選出の議員として区民の声をしっかりと聞かせていただき、市政、施策に反映できるように頑張りたいと思っています。
 それでは、地元はどのような状況になっているのかご報告させていただきます。

7割の区民が「買い物」「通勤」に自転車を利用
  調査結果では約5割」の区民が「ほとんど毎日」自転車を乗っています。「週に2~3回」乗っている区民(18%)を入れますと約7割の区民が「買い物」(48%)「通勤」(23%)に自転車が足がわりに使っていました。

8割以上が駐輪場を利用
 駐輪場を「利用しない」と回答した区民の理由(複数回答)については「わずかな時間しかとめないから」(20・9%)「駐輪場が設置されていないから」(17・4%)「駐輪場が設置されているが空きがないから」(8・1%)「駐輪場が目的地より遠いところにあるから」(14%)「駐輪料金は払いたくない」(14%)「駐輪料金が高いから」(12・8%)などの回答が上位を占めています。

行政として「啓発活動」と「駐輪場の増設」
 放置自転車の対策としては「駐輪場を無料に」(24・1%)「駐輪場を増設」(23・1%)を求める区民の方の要望が多く、「店舗、施設に専用駐輪場の設置を求める」(16・9%)が続きました。行政としても「駐輪場の利用の周知、啓発活動」(7・5%)「自転車放置禁止区域の拡大」などの要望が多く、状況をしっかりと確認したいと思っております。

24・2%が通行の妨げ
 区民の24・2%が「通行の妨げ」「車椅子の方や視覚障害の方などの安全の妨げ」(19・9%)と回答しました。そして「防災対策、消火活動なんどの妨げ」(24・2%)「交通事故を引き起こす」(11・3%)と指摘する声も多かった。

携帯電話で通話、スピードの出し過ぎで危険
 歩いている時、自転車を危険だと感じるのは「携帯電話で話したり、操作しながら乗っている自転車」(43%)、「スピードを出している」(23・5%)が上位。「信号無視して走行」(16・5%)「二人乗り自転車」(6・5%)も多く、加害者と被害者がいつでも背中合わせになっていると感じました。

行政への要望として「自転車専用道路を作ってほしい」との声もありました。



活動報告トップページに戻る