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<荒木教育談義>

教育界を揺るがすいじめ自殺、体罰問題

教育現場、アマチュアスポーツの世界で体罰はあってはならない  
外部監察チームの協力を得て徹底した調査

 市立桜宮高校バスケット部の男子生徒が顧問の体罰を受けた後に自殺した問題、柔道女子暴力問題、滋賀県大津市のいじめとみられる中2男子の自殺など教育、アマチュアスポーツ現場での重大な問題が建て続けに起こっています。
私は学生時代は柔道、ラグビーなどスポーツに明け暮れる生活を送りました。市議会では元市会文教経済委員長を経験し、政治家として教育施策についても重大な関心を抱き折に触れて発言してきました。
私は教育現場、アマチュアスポーツの世界で体罰はあってはならない。と同時にその起こった原因は何なのか。外部監察チームの協力を得て徹底した調査を行い、原因を究明するとともに、2度と同じような事態を繰り返さない体制の構築が急務です。
指導者による体罰は、指導力の未熟さの表れで人権にかかわる、あつてはならない行為です。私が学生時代は確かに愛のムチ的な体罰はあったことを否定はいたしませんが、現代では許されることではありません。
生徒たちが安心して勉学、クラブ活動に打ち込める環境を一日も早く整備されるように市に求めます。
桜宮の体罰問題は市議会自民党としましても、保護者や地域と緊密に連携し、学校園、教育委員会はもとより大阪市が一体となって、教育現場における体罰の根絶に全力で取り組んでいきます。

目上の人を大切に
しつけは必要

 最後に子ども巻き込んだ悲しい事件が頻発していますが、長幼の序を大事に、おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、目上の人を大事にする心を育んでいきたい。そして社会の教育力の欠如している今の時代だからこそ「3つ心、6つ躾(しつけ)、9つ言葉、12文、15理で末決まる」という格言を送りたい。「3つまでは愛情深く、子どもに接し、子どもに人に対する信頼感を植え付ける」「6つまでには作法の基本を見につけさせる」「9つまでには他人への口の利き方を教える」「12になると文字が自在にあやつれるように仕込む」「15になると森羅万象に対してその真実を見抜く力を養っておく」という江戸時代の躾(しつけ)の基本でした。

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