活動報告トップページ>大阪文経塾 4月
2013年4月24日開催

日本維新の会、井上英孝衆院議員を講師に招き
維新の政治の方向性を紹介

荒木塾長、今後も幅広く外部の人材を招へい


荒木塾長とは元同志
 荒木幹男塾長率いる大阪文経塾は4月24日、午後7時から西淀川区大和田2の西淀川区民会館で講師に日本維新の会、井上英孝衆院議員(大阪府第1区=港区)の井上英孝衆院議員を迎えて開催されました。塾生ら約30人が参加しました。

大阪を〝光り輝くまち〟にとの思い
 井上氏は元大阪自民市議で文教経済委員長、計画消防委員長、市会運営委員長を歴任し、2期目任期半ばの2010年6月に自民党を離党し、大阪維新の会に移籍した。井上氏は「市議時代、荒木先生とは同じ自民の会派に属し、同志だった。今も荒木先生とは親しくさせていただいています」と自民を離党後も荒木塾長との信頼関係は変わっていないことを紹介。「荒木先生から文経塾での講演のご依頼があり、大変感謝しております」と述べた。
そして井上氏は約3年前、荒木塾長が市議会議長時代に自民を離党した動機について「自民が肥大化し、しがらみで自民党ではしんどいのではないかと感じた。けっして自民党が嫌いで離党したのではなかった」と離党当時の心境を吐露し、親しかった自民の府議、堺市議らとともに自民党維新の会を結成した経緯を述べた。
また当時、府ではWTC(ワールドトレードセンター)の府庁舎化をめぐって橋下府知事=当時=の施策について自民府議の中でも賛否がわかれ、6人の府議が自民党大阪府議維新の会を結成し、その後、自民を離党し大阪維新の会に6人の府議が入党した経緯を紹介した。
その離党の思いについては「再び、大阪を〝光り輝くまち〟にしたかった」との熱い思いを披れきした。

維新の会、政治家が方向性を示す
 井上氏は「本来、政治は政治家が日本、自治体の方向性を示すべきだが、自民党は官僚、職員に依存しすぎていた。政権をとった民主党は官僚からの脱却を訴えたが結局、官僚をうまく使いきれずに政治を混乱させてしまった」との見解を示した上で、「維新の会は政治家は方向性を示し、実務は官僚、自治体職員にまかす。政治は政治家と立法府、官僚をうまく連動させることが大切。維新が目立ちたいと考えているわけではない。国民のための政治が行われることが本望」と話した。

維新の〝11の矢〟
 そして井上氏は維新の施策について〝11の矢〟を例に挙げ、
  ①国会議員の兼職(自治体首長など)を認める
  ②96条の改正
  ③ネット選挙
  ④日銀法の改正
  ⑤歳入庁の設置
  ⑥複式簿記(公会計)の導入
  ⑦道州制の導入
  ⑧国家公務員の人員カット
  ⑨カジノ誘致
  ⑩選挙制度の改革(一票の格差の是正)
  ⑪教育委員会の廃止―の施策について説明した。


荒木塾長は「今後はどんどん、外部から優秀な講師を招き大阪の政治、経済、教育、文化など市民、区民の目線に立ったテーマで講演会を開き、意思の疎通を図りながら勉強会を続けたい」などとあいさつした。



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