活動報告トップページ>大阪文経塾 2月
2014年2月27日開催

「大阪都の実現はムリ。橋下氏には大義がない」と中村氏

荒木市議は大阪で『位人臣
(くらいじんしん)を極(きわ)めた』政治家 一層のご支援を
 大阪文経塾(荒木幹男市議主宰)の講演会は2月27日、大阪市西淀川区大和田2の西淀川区民会館(エルモ西淀川)で講師に元衆院議員、中村鋭一氏を招いて「現在の政治」をテーマに講演。中村氏は日本人としての誇り、日本人の生命と財産を守ることの大切さを、16年間の国会議員としての政治生活を振り返って時おりユーモアを交えて講演した。
中村氏は同文経塾を主宰する荒木氏を「日本第2の都市、大阪市の市議会の議長、自民市議団幹事長を務め、現在は自民大阪府連の総務会長に就任し、大阪では『位人臣(くらいじんしん)を極(きわ)めた』政治家。皆さんはいい政治家を支援している。一層のご支援を」と荒木市議のこれまでの政治経歴を賞賛した。
このあと、中村氏は森、細川、小泉の歴代総理の印象や政治手法を分析、紹介した。そして橋下徹元大阪市長の印象については「小泉元首相と同じでシングルイッシューの政治手法。一点突破型でマスコミの使い方、有権者心理をつかむのが上手」との認識を示した。
そして橋下氏が提唱している大阪都構想については「維新の会は市議会、府議会で過半数をもたな
いので都構想は通らない。橋下さんは本当に大阪市民のことを思っているのか。個人のパフォーマンスのために市長選に打ってでたのではないのか。大義がない」と批判した。
そして中村氏は7年前の安倍第1次政権時に「安倍首相は『防衛庁』を『防衛省』に昇格させた」と評価。現在、安倍首相が推進する「教育基本法」の改正や「この美しい日本列島を侵す侵略国家から命をかけて日本を守り、家族を守ることは大切。自分の国は自分で守るための憲法改正は必要」と結んだ。

※次回の大阪文経塾は3月28日(金曜)午後7時から、エルモ西淀川で開催。講演者は未定。

握手を交わす中村氏(左)と主宰者の荒木氏
「今回の大阪市長選は大義がない」と橋下氏の政治手法を批判する中村氏


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