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2014年4月24日開催

モラロジー研究所社会教育講師、松浪進氏

敬愛する気持ちでお付き合いすれば、よりよい人生が
 荒木幹男市会議員が主宰する大阪文経塾は4月24日、西淀川区大和田2丁目の市立西淀川区民会館(エルモ西淀川)で
講師に大阪市モラロジー協議会会長・モラロジー研究所社会教育講師、松浪進氏を迎えて開かれた。松浪氏は「道徳教育について」をテーマに講演し、世情について「今の世の中は自分さえ良ければという考えが蔓延(まんえん)している。」と言及し、「教育は最も大事。教育でその人の人柄、品性が決まる」と述べた。

 松浪氏は尖閣諸島や北方領土問題に言及し、「日本には6千852の島があるが、どの島もひとつひとつ大切な島。他国に侵略されてはならない」との立場を表明し、「人生で最も大切な『安心』『平和』『幸福』はただでいいのでしょうか。荒木先生は日々、地域住民のために東奔西走(とうほんせいそう)している」と荒木氏の政治家としての働きを大きく評価した。
 そして「日本は祭りの国。祭りは政治の政(まつりごと)にも通じる。そして日本は農耕の国で神社を中心に集まり、田畑の水を引く順番や政治の政が始まった。みんなで話し合い公平に暮らしてきた」と日本の古代史からの歴史を紹介。しかし、海外諸国からは「自分さえよかったらの主義主張が多い。日本ほど静かに暮らしてきた国はない。お金をだせば、モノは買えるが、日本の空気、水は買えない。車の運転マナーも守っている。日本人はもっと自信を持つべきだ」と呼び掛けた。
 さらに、松浪氏は「一番大事な命を国にあずけている。自分さえ良ければの考えではダメだ。教育は最も大切で教室でその人の人柄、品性が決まる」と教育の重要性を指摘した。そして「個人の人格は大切だが、伝えていくべきは伝えていくことが大切。モラルは形の道徳はやりやすい。今日あるのに感謝。親、両親、お客さま、ひとりでも欠けたら自分の今日はない。敬愛する気持ちでお付き合いすれば、よりよい人生が送れます」と結んだ。

日本ほど静かに暮らしてきた国はない。日本人はもっと自信を持つべきだ」と話す松浪氏

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