活動報告トップページ>地震に備え、避難所開設運営訓練

 平成22年11月28日(日)西淀川区姫島連合で大掛かりな災害訓練を行った。
あらかじめ、連合、各町会には自主防災組織図を作成し、消火・救出救護・救出補修・情報収集・避難誘導・要援護・生活・衛生救護・安全点検・清掃班などの役割分担を行った。
午前9時マグニチュード7.3震度8地震発生の想定で各地域で訓練開始。
被災者は22町会各地域の一時避難場所に集合、家族・独居者の安否・点呼および防災用具点検確認後、隊列を組み徒歩で小学校へ避難。連合本部へ避難者数・安否状況報告。
<小学校では各班に別れ避難所訓練を行った。>
体育館:
 避難所運営の課題について、芦屋市危機管理担当課長より、阪神・淡路大震災から学んだ避難所の開設運営の難しさ、地域コミュニティの重要性、市民と協働での災害に強いまちづくり、復興への指針、高齢化社会に向けた取り組み等パワーポイントを使った講演を行った。
各教室:
 連合本部の設置-区へ本部長報告、避難者数の把握、被害状況の把握、障がい者・負傷者の避難誘導、可搬式ポンプの稼動確認を行う。
避難所運営委員会設置-避難所開設、施設被害確認、各部の状況確認報告、案内看板・ゴミ置き場・簡易トイレ・救護所などの設置、けが人・避難者の把握対応、備蓄物の確認搬送を行う。
運動場:
 炊き出し(五目飯・みそ汁400食)配給訓練、消火器訓練、放水訓練、負傷者応急救護訓練、障がい者施設との連携避難誘導訓練などを行う。
午前9時より開始し消防署・運営委員・役所の的確な誘導により、班ごとに整然と訓練が行われ11時30分終了、校庭に集合し、本部挨拶、炊き出しの試食、物資配給で終了した。

 ※東南海・南海地震の発生確率が30年以内に50~60%といわれ、大阪市では震度5強~6の揺れで地震発生後2~3時間で津波が来襲すると、大阪市の危機管理室では発表しています。災害は忘れた頃にやってくると解っていても気の緩みや油断が出て来ております。住民同士のコミュニケーション不足が叫ばれている昨今、折に触れ住民が集うこのような訓練を行うことで、近隣住民の連携を通じて、意思の疎通が図れ、いざという時に避難救助運営の大きな支えや、独居老人や障がい者の把握が出来、災害に素早く対応できる。

「自助・共助・公助」まず、わが身は自分自身で守るという意識を皆で持ちたい、いざという時のそなえは万全ですか、今一度確認しましょう。



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