活動報告トップページ>教育対談 

元市会文教経済委員長を経験した荒木氏は子どもの教育にも熱心。子どもの教育問題にも詳しい澤浦氏が荒木氏の幼少時から青年にかけての教育観、教育の原点をインタビュー。

-荒木議長の生い立ちをお聞かせ下さい。
荒木 小学校入学前に母親と死に別れました。母親の闘病中から妹と私は面倒見のよい親戚に預けられました。楽しくも寂しい思いをしましたが、家族の絆の尊さが心に沁みました。
-幼少時からさまざまな経験をして育ったわけですね。小・中・高校時代は?
荒木 中学時代は、柔道に馴染み、麗澤瑞浪高校ではラグビー、駅伝、弁論大会など精力的に学生時代を謳歌しました。先生、先輩、同級生からもいろいろな角度でご指導いただき、生徒会会長、卒業時には岐阜県知事賞を受賞しました。
-弁論大会の出場、生徒会長に就任するなど現在の政治家としての素養は高校時代にすでに培われていたんですね。
荒木 麗澤大学に進学し、空手に打ち込みましたが父の事業を継ぐため2年目で中退しました。復学を夢みましたが叶わず、今も卒業への思いは残っていますね。
-残念ながら卒業はできなかったが寮長を務めるなど同級生からの信望が厚かったのですね。教育への思いをお聞かせ下さい。
荒木 平成18年12月の安倍内閣で新教育基本が施行されました。義務教育の課程では国旗、国歌はもとより日本の伝統文化を重んじる教育を進めたい。
-最近では子ども巻き込んだ悲しい事件が頻発しています。道徳教育、教育の原点は?
荒木 長幼の序を大事に、おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、目上の人を大事にする心を育んでいきたい。そして社会の教育力の欠如している今の時代だからこそ「3つ心、6つ躾(しつけ)、9つ言葉、12文、15理で末決まる」という格言を送りたい。「3つまでは愛情深く、子どもに接し、子どもに人に対する信頼感を植え付ける」「6つまでには作法の基本を見につけさせる」「9つまでには他人への口の利き方を教える」「12になると文字が自在にあやつれるように仕込む」「15になると森羅万象に対してその真実を見抜く力を養っておく」という江戸時代の躾(しつけ)の基本でした。
-現代の教育の原点、あるいは到達点にふさわしい格言だとおもいます。



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