荒木幹男市会議員と三重県桑名市の大橋ひろしさんら市会議員4人は9月2日、西淀川区姫島3丁目の建設機械メーカー「奥村機械製作」(北崎和博社長)の本社工場に視察に訪れた。
同社は1964年に奥村組との共同開発で日本で初めて土木工事に使う泥水シールド工法の草分けとなる密閉型シールドマシンを製作納入した実績を持つ。
雨水管路施設工事で活躍する泥土圧シールド機
同市では豪雨時の浸水被害を軽減するために同市内に西桑名幹線雨水管路施設工事(シールド工区)を行っているが、その工事に使われる最新の掘進機「泥土圧シールド機」の見学にきた。
荒木市議と一行は設計担当者から「掘削性の高いカッタビットと攪拌(かくはん)機能に優れた回転カッタヘッドで適用土質を拡大した」「安全性の高い土砂搬出システムで地中掘削作業が保証されます」などとシールド掘進機の概要説明を受けた。 このあと、実際に工事に使われるシールド機のカットヘッドや実際に作動したスクリューコンベアの立会い検査を行った。
西淀川区内のものづくり企業の技術力の高さ
荒木市議は「大阪、中でも地元のものづくり企業はすごい技術力を持っていることをあらためて実感した。これからは今後も地元のもにづくり企業の活性化にご協力したい」と話していた。
立ち会った桑名市議、わしの勝彦さんは「荒木議員とは高校時代の学友。まさに大阪はものづくりの町。この素晴らしいシールド機で桑名市民の生命と財産を守る施設工事を安全に行ってもらいたい」と話していた。
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