恵土代表ら塾生3氏のレポート
▽「態度教育の重要性」を |
塾生で学習塾を経営している福永滝子さんは〝態度教育〟について言及。最近の子どもは「足を止めて相手の目をしっかりと見つめてあいさつできる子どもが減っている。また、通学途中でも大きな声でしゃべったり、車内でも席に大きな荷物を置いたりする光景がよくみられる」と指摘した。一方で「子どもは大人の姿を見て育っている」として最近の子どものモラルの低下は大人の問題でもあるとの認識を示した。
そして福永氏は「小さな塾を運営していますが、今後も国、地方行政にも態度教育の重要性を訴えていきたい」と述べた。
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▽菅官房長の「大阪W選の動向を注視」と恵土代表 |
恵土(えど)純嗣代表は安倍政権の番頭役として存在感を示している官房長官、菅義偉氏に言及。恵土氏は産経新聞の連載記事「番頭の時代」の記事を紹介しながら、政界屈指のサラブレッドの安倍氏に比べ、菅氏は秋田県の農家に生まれ、国会議員秘書から横浜市議を経て、国政進出から16年で官房長官にまでのぼりつめた〝たたきあげ〟の異色の経歴を紹介。
そして現代、安倍―菅ラインは歴代政権の中でも最強の官邸政治を生み出しているが、恵土代表は「(都構想の住民投票では橋下維新に理解を示したが)大阪のW選で菅官房長官がどのような対応を示すか注視したい」と述べた。
また、現職の尼崎市議で大阪文経塾の顧問を務める久保高章氏が尼崎市政報告を行い、「コンビニでの書類の交付」「小中学校のクーラーの設置」「市債の削減」「赤字バスの経営改善」「外郭団体への一般財源からの貸付金の削減」など自らが提案し市政改革が進んでいる現況を紹介した。 |
▽荒木塾長、「教育には『心の田んぼを耕やかす』ことが大切」 |
荒木幹男塾長は「住民投票が終えてからは市幹部のたるみが感じられる」と指摘した上で、「教育」問題に言及し、「子どもは自らの意思で地域、家庭など生まれ育った環境は選べない」と厳しい教育環境に置かれている子どもに対して「われわれ、大人が温かい眼差しで導いてやらなければならない。そして教育には『心の田んぼを耕やかす』ことが大切だ」と述べた。そして文経塾の勉強会では「会員相互で勇気をもって喧々諤々(けんけんがくがく)のディベートを行ってほしい。そして大きな志を持ってどんどん〝政治の世界〟に飛び込んでもらいたい」と呼び掛けた。
また、次回の大阪文経塾が開催される10月22日には大阪市長選の立候補を表明した自民党大阪市会議員団元幹事長、柳本顕大阪市議も参加することが紹介された。
そして荒木幹男後援会が主催し、9月22日に開催された「オータムフェスティバル」は1000人以上の来場者があり、大盛況だったことが報告された。
そして文経塾の塾生らが着用するTシャツのデザイン(図案)もこの日、多数決で決まった。 |