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2016年3月24日開催

「美しい日本の憲法をつくる大阪府民の会」推進委員、丸山美和子さん
世界の平和と繁栄に貢献する憲法改正の実現を
大地震などの『緊急事態』や『家族保護』のために『緊急事態条項』を


荒木幹男市政報告会は3月24日、西淀川区大和田2丁目の市立西淀川区民会館(エルモ西淀川)でゲストに「美しい日本の憲法をつくる大阪府民の会」推進委員、丸山美和子さんを迎えて行われた。丸山さんはテーマ「憲法改正について~今、どうして憲法改正か~」で講演し、 「世界に躍進する日本を創造するためには、憲法改正は喫緊(きっきん)の課題。悠久の歴史に育まれた美しい伝統と文化、世界の平和と繁栄に貢献するのは日本の使命、これらを盛り込んだ憲法が求められている」と憲法改正を実現する署名活動を呼び掛けた。。


荒木市議、自主憲法の制定を
 講演に先立った荒木幹男市議は「戦後70年、自民の党是である自主憲法を制定し、次世代に自信をもった自主憲法を引き継ぐ必要がある。我々、自民党は自主憲法制定のために1千万人の署名を集める行動を起こしたい。我々の作った自主憲法で国力を上げ、自国を守りたい」と述べた。

憲法改正の国民的論議を
 参加者らは、米占領軍が一週間でつくったとされる現憲法の歴史的な経緯などを再現ドラマで紹介したDVD「世界は変わった日本の憲法は?」(「美しい日本の憲法をつくる国民の会」制作)を観賞したこのと、丸山さんはDVDの内容や現在の日本国憲法の不備な点を指摘した。
この中で丸山さんは「日本国憲法はマッカーサー占領軍最高司令長官がGHQ民生局に命じて、憲法の専門家でない人たちがわずか一週間で作り上げた」などと憲法草案作成の秘話を紹介した。また、丸山さんは「憲法は法律の基本。制定から70年たっても一度も改正されていない。今の憲法では国を守る自衛隊の任務を制限している9条があるため、他国の侵略から日本を守れない」との見解を示した。

戦争をさせない国に
 引き続いて丸山さんは自民党の提唱する①戦争放棄を明示する平和憲法を維持する②自衛隊の存在を憲法解釈ではなく、憲法上に組織と明記③「自衛権」はあると憲法解釈ではなく明記する④徴兵制はありません―の4本柱からなる憲法草案を紹介した。その上で、「自衛権は国の権利。人の『正当防衛』にあたる。自衛しないと植民地状態となり、日本国民のことを本当に考えていないことになる」と自衛権の必要性を訴えた。また、徴兵制についても言及し、「G7の先進国はすべて廃止している」と紹介した。

国民の命と安全を守る『緊急事態条項』を明記
 さらに中国の現在、行っている尖閣諸島や小笠原の海域への進出についても丸山さんは危惧の抱いている気持ちを表明し、「9条を変えることは戦争する国にすることではない。戦争をさせない国になるということ。日米安保を強化することも抑止力。日米安保が戦後70年間、平和を守ってきた現実がある」と抑止力を持つ大切さを強調した。
このほか、丸山さんは「日本は世界の活火山の1割弱が集中する自然災害が多い国。阪神大震災、100年に一度の発生と言われる東日本大震災が発生した災害国家。またパリ同時多発テロを契機に日本人のテロへの不安感も増大している。美しい日本を子どもたちへ、私たち国民の命と安全を守るためには憲法に『緊急事態条項』を明記することが不可欠」との認識を示し、「憲法の改正のために、1000万人賛同者の輪を」と呼び掛けた。

講演を前に記念写真におさまる
荒木幹男市議(左)と丸山美和子さん
「9条を変えることは戦争をさせない国になる
ということです」と講演する丸山美和子さん
「党是である自主憲法の制定を」
と話す荒木幹男市議

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