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2017年3月10日開催

「東日本大震災支援パーティー」で荒木市議が「南海トラフ巨大地震に備え、減災の対応」と市政報告

医薬品業界で組織する「東日本大震災支援パーティー」子どもたちの進学を応援
関西地区の医薬品業界で組織する「第6回東日本大震災支援パーティー」(中岡篤俊代表世話人)が3月10日、大阪市福島区福島5のTKPガーデンシティ大阪梅田で開かれ、荒木幹男市議も出席。参加者らは震災復興に向けて今後も協力していくことを確認した。


南海トラフ巨大地震の備え
 あいさつに立った荒木幹男市議は「中岡篤俊代表世話人のもとで、医薬品業界の方々が絆(きずな)を深め、東日本大震災への継続的な支援を続けていることに尊敬の念を持っております」と述べた上で、「大阪でも南海トラフ巨大地震が今後、30年間の間でマグニチュード8以上の巨大地震が発生する確率は70~80%と言われています。巨大地震への気構え、心構えをし、いかに減災につなげるかが大切。本支援パーティーが回を重ねることは大切なことです」と呼び掛けた。

子どもたちの進学を応援像
 中岡代表は「大震災から6年目を迎えますが、まだまだ復興には程遠い状況です。特に教育面では高校までは援助がありますが、大学や専門学校への十分な支援はない。震災遺児の子どもは1698人います。その子どもたちを応援することで、逆に頑張る元気を持ちたい。今回も趣旨に賛同していただき、ご寄付をお願いし、集まった義捐金は震災遺児の進学を支援している公益財団法人『みちのく未来基金』にご寄付させていただきます」と述べた。  被災地の現状について医薬品卸業大手「メディセオ」の橋本茂功さんが「被災当時、私は福島の支店で働いていました。被災地の営業所の担当者からは復興にはほど遠い状況と聴いております。現在、メディセオでは災害時の医薬品供給の拠点整備を進めています」と報告した。このあと、義捐金のカンパを呼び掛け、参加者全員で13万21円が集まった。  『みちのく未来基金』はロート製薬、カルビー、カゴメ、エバラ食品工業の4社の呼びかけで設立。以来、総額27億円の支援金が集まり、5年間で526人の進学支援を行った。

参加者全員で記念撮影
「巨大地震への気構え、心構えをし、いかに減災につなげるかが大切」と呼び掛ける荒木市議

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