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2017年9月28日開催

荒木市議 「大阪市なくしてはならない。総合区導入を」
特別区は2015年5月の住民投票で否決


荒木幹男市政報告会は9月28日、西淀川区大和田2丁目の市立西淀川区民会館(エルモ西淀川)で大和まほろば情報研究所長、部田哲雄氏を招き、「日本人と古代ユダヤ人」をテーマに講演、参加者らは日本人と古代ユダヤ人との意外な関係に興味深そうに耳を傾けていた。市政報告で荒木市議は「『特別区』を導入して大阪市はなくしてはならない。2015年5月に行われた住民投票で、特別区設置は市民から否決された」と述べた。


大阪市なくしてはならない
 荒木市議は衆院の解散、総選挙に向けて「約4年9カ月にわたる『安倍政治』の是非が最大の争点で、安倍首相は北朝鮮外交やアベノミクスの実績を前面に訴えることになる。新党『希望の党』代表の小池百合子東京都知事と対決する政権選択選挙となる」との見通しを示した。そして大阪市政については大阪市を廃止する「特別区」に言及。「2015年5月17日に行われた、特別区の設置への賛否を問う住民投票で、特別区設置は70万5585票(50・3%)の反対で否決され、大阪市の存続が決まりました」と「特別区」の設置が否決された経緯を紹介。
荒木市議は「しかし、この5月、吉村大阪市長と松井知事は、再び大阪市を廃止するために、『大都市制度(特別区設置)協議会』を設ける議案を府と市会で可決。そして今ふたたび、大阪市を廃止して、4区ないし6区の特別区を設置するための協議をすすめている」と吉村市長、松井知事の2氏を批判。そして荒木市議は「大阪市をなくしてはならない。イニシャルコスト(新しく事業を始めるまでの間に必要となる費用)がかからない総合区がいい。総合区は議会決議で行政が行われる。われわれ自民党は総合区を10年間やったあと住民投票でどのような行政区がいいのか市民のご判断をあおぎたい」と述べた。

日本人と古代ユダヤ人との意外な関係性
 このあと、ゲストの部田氏が講演し、「ユダヤ教、イスラム教は旧約聖書が、キリスト教は新訳聖書が座標軸。旧約聖書は39、新訳聖書は27の合計66章から成り立っている。聖書は古代ユダヤの書、預言書、哲学、歴史。新訳聖書はイエス・キリストが旧約を解釈し、ヨハネなど12人の弟子によって書かれた」と紹介。そして部田氏は「旧訳聖書・創世記 22章」と日本の古文書との類似性や、駐日イスラエル大使であったエリ・コーヘンが著した日本各地で伝わる民謡や童謡の言葉が古代ユダヤの言葉と類似している点を紹介し、「日本人と古代ユダヤ人とは関係性が深い」と指摘した。

「大阪市をなくしてはならない。イニシャルコストがかからない総合区がいい」
と述べる荒木市議
「日本人と古代ユダヤ人とは関係性が深い」
と自らの見解を述べる部田氏

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