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2018年11月20日開催

田中八尾市長
「すべての人が生きがいを持ち、活躍できる『未来都市 八尾』の実現を」

田中氏「基礎自治体をつぶすべきでない」と都構想反対表明


 荒木幹男市政報告会は11月20日、西淀川区大和田2丁目の市立西淀川区民会館(エルモ西淀川)でゲストに八尾市長、田中誠太氏(大阪府市長会顧問)を招いて開かれ、50歳で八尾市長になった田中氏は在任期間3期にわたって八尾の市政改革に取り組み、「『まちは人 やおは人』の考えのもと、市民とともにやおのまちづくりを進めています」と自らの政治姿勢を紹介し、「平成30年度、八尾市は市制施行70周年を迎え、『中核市やお』が誕生した。このあらたなステージを力強く推進し、市民が幸せを感じながら暮らすことができるよう、八尾のまちづくりの夢を追い続けたい」とさらなる市政改革に燃える意欲を紹介した。また、都構想については「基礎自治体はつぶすべきではない」と明確に反対の立場を表明した。


荒木市議、来年度予算で福祉重点
 田中氏の講演に先立って荒木幹男市会議員は「大阪市会で1兆7700億円の大阪市の決算が行われたが、その内の3割は福祉に回しています。西淀川区内でも100歳以上の区民は28人(男2人、女26人)おられます。来年度予算では私の政治信条である経済の活性化による教育と福祉に予算をつくっていきたい」と少子高齢化を見据えた予算処置の姿勢を表明した。

「未来都市 八尾」の実現
 荒木市議の市政報告に続いて田中氏は50歳のときに八尾市長選に再度挑戦し当選して以来、「私は3期にわたってマニフェスト選挙を行い、その公約の実現のために日々、市政改革に邁進してきた」と政治信条を紹介した。
そして市長3期目に就任以降、セイタプロジェクト『未来都市 八尾』として「まちづくり・コ ミュニティ」「安全・安心」「自然・環境」「子どもの未来」「産業・にぎわい」「八尾の魅力」―の6つのまちづくりの目標を掲げ施策の具体化、実現のため日々、市政に邁進している現状を紹介し、「今年、市長に就任して3期目の最終年度となりますが、すべての人が生きがいを持ち活躍できる『未来都市 八尾』の実現を目指した市政の舵取りを行っています」と意欲を示した。
最後に「都構想」に言及し、「基礎自治体はつぶすべきでない。大阪市の現在の24区はある程度にまとめて区に権限を持たせたほうがいいと思う。府は府内自治体の調整役と警察予算に重点を置くべき。府の負債を返す組織を置いて、道州制へ向かうべきだと思う」と明確に「都構想」反対の立場を示した。

講演に先立って握手を交わす
田中市長(左)と荒木市議
「来年度予算では福祉に予算をつくっていきたい」
と市政報告する荒木市議
「『未来都市 八尾』の実現を目指した
市政の舵取りを」と意欲を示す田中市長

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