《荒木幹男市政報告》
▽災害の備え |
市議として24年間務めてきました。西淀川区をもっともっと文化の薫る元気なまちにしたい。今回も3年ぶりに皆様にお集まりいただいて、元気にお顔あわせすることがひとつと皆様が日ごろ稽古している芸を発表していただき、みんなで元気になっていただきたいと思い開催させていただきました。
西淀川は住みやすいまちになりました。ただ、市内24区で飲食店が一番少ないまちが鶴見区、次いで少ないのが西淀川区です。各拠点のJR塚本、御幣島、阪神の出来島を含む福は今、高架の工事をやっていて10年以内に完成する見込みです。完成すると高潮対策にもなります。その高架下に地権者の皆さまにも賛成していただいて建て替えて飲食店を増やして元気な西淀川区にしたい。
南海トラフ巨大地震は30年の間に70~80%の確率でくると言われて28年になりますが、それでも必ず来ます。西淀川区は堤防に囲まれたまち、南海トラフが来たらとにかく上に逃げる。前の府会議員の岩見星光先生から堤防の強化をやっていただきました。おそらく震度が9になっても倒れないという前提で話をさせていただいています。ただ、液状化現象が起こるなど、とにかく避難場所の方に逃げていただくことをお願いしたい。 |
▽ワンストップで相談できる区役所 |
大阪市もムダをなくして皆様の税金を有効に使われる状況が生れています。特に教育の無償化で家庭、経済の格差があってもしっかり学びたい人には学んでもらえる教育環境をつくっています。塾に行く家庭には塾代助成といって中学生以上に1万円を助成しています。さらに小学校5年6年にも適用しようと手を打たしていだいております。
新しい大阪市をつくるために6期市議をさせていただいております。野中勝哉後援会長からも紹介いただきましたが、娘の荒木ゆうこが自由民主党の西淀川区市政対策委員長に就任しました。若い人の声、おじいちゃん、おばあちゃんの声も聞く、中年層のお父さん、お母さんの声も聞かさせていただいて、近い将来は若いパワーにバトンタッチしていくのも自分の仕事と思っています。
私は現在、市会の市政改革委員長ということで区役所関係、皆様の生活の利便性を委員会で議論しています。皆様が区役所に行ってワンストップでいろんな相談ができるようなそんな区役所を目指していきたい。市政改革の部署で委員長として皆様に喜んでいただけるようなまちくりに取り組みます。
|
▽2025年大阪関西万博を経済の導火線に |
2025年に西淀川区が100周年を迎えます。2025年は大阪関西万博の年でもあります。4月から12月まで開催します。経済効果は1兆2千億円を上回る。絶対に成功させて経済の導線にしたい。同じ年に西淀川区が100周年を迎えますのでこういう機運に乗ってしっかりとした経済基盤を大阪、西淀川区につくっていくことが非常に重要です。若い人たちがしっかり働いていただける、稼いでもらえる経済環境を整えたい。そのような生活環境ができるように娘のゆうことともに親子で頑張りたい。
|
▽憲法に自衛隊の明記 |
国の新しい形でとして憲法改正、それを提起させていただいています。1つは憲法9条の「戦争の放棄」を絶対に守らなければなりません。ウクライナで戦争していますが、こういったことは絶対してはいけない。そして自衛隊の明記。それをしっかりとやらなければ、いけない。阪神淡路大震災に見舞われたときに後手に回った。西淀川区も大きな被害を受けました。自衛隊の明記をして救出救援に自衛隊にがんばってもらう。自衛隊は法律にも憲法にも明記されていない。しっかりと身分を掲げていきたい。2つめはそれに関連して緊急事態条項。阪神淡路大震災、東北の大震災、大きな災害が起こったときに知事、市長、町村長という首長が自衛隊の出動を直接頼める態勢を整える。南海トラフ大震災がリスクになっていますが、国の指示を待たずして緊急事態条項を憲法に明記して、そこで発動していただく。災害の減災にもつながります。
3つめは家庭の経済の格差で勉強ができない学べない環境の子どもがおられますが、憲法にのっとって幼児教育から小学校、中学校高校大学、大学院へ向学心をもっている、子どもたちへの教育の無償化を憲法の中に入れていきたい。4つめは国政をとどろかせないためにも参議院議員の定数の位置づけをしっかりとする。
新しい国のかたちをつくるためには憲法改正は必要です。みなさんにもご理解いただきたい。私は感染症と自然災害に強いまち、社会をつくりたい。2年前に自由民主党「市民とつながる・くらしが第一」という新しい会派を5人で結成しました。市民とつながって暮らしが第1、暮らしをしっかりと守っていくことが大事、暮らしは政治から生まれる。政治は暮らしをつくっていく。この精神でがんばっていきます。
|