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数百年「佃」の絆
東京の佃島小児童12人ら招き佃小で交歓会

同じ「佃」で交流-。

西淀川区佃1丁目の佃小学校(田渕喜之校長)は、東京都の佃島小学校(菅野宏隆校長)の児童12人らを学校に招いて交歓会を開いた。児童らが互いにダンスを披露するなどして交流を深めた。
徳川家康が大坂城を攻めた際、佃地域の漁民が支援したことなどから江戸湾内の干潟を拝領。移り住んだ住民が故郷をしのんで佃島の名を付けたとされる。姉妹校関係にある2校は毎年、大阪と東京交互に交歓会を開いており、今回で47回目となった。会場では保護者や地域住民らも含め、約400人が佃島小児童らを歓迎。花束や手紙などを交換し、数百年にわたる互いの「縁」を確かめ合った。
佃島小の藤本芽衣さん(6年)は「長い月日にわたる絆を感じている。佃島、佃の互いにいいところを伝え合いたい」と話し、佃小の永井凛太君(5年)は「毎年、佃島小からの手紙を楽しみにしている。これからも絆を深めていきましょう」と呼び掛けていた。
佃島小児童(左)から
手紙を受け取る佃小児童


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