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社会福祉法人「風の子そだち園」で 防災避難自主訓練
地元、宮四町会の方々と連携
 大地震が発生したと想定した津波避難訓練が3月21日、大阪市西淀川区姫島6の社会福祉法人「風の子そだち園」(水仙福祉会)で本番さながらの避難自主訓練が行われた。
 訓練内容は「利用者の津波避難ビルまでの移動訓練」「宮四町会の方々との連携訓練」「必要備品の持ち出し訓練」「厨房の火気消火の徹底」―の4点。
 大地震発生と同時に参加者らはドアを開け避難ルートを確保し、机の下に隠れたり、倒壊の恐れがある家具や調度品から離れたり、比較的安全な部屋の中央に集まって倒壊の下敷きにならないような行動をとった。

▽揺れの収まりを確認し避難

 そして揺れが収まったら、避難開始の合図のホイッスルを確認して階段を使って避難を始めた。また、厨房ではガスの消火を確認、食料を確保する4人は残り、3Fへ避難。ほかの者は靴を履いて畑に集合。職員らは災害緊急マニアル、ノートパソコン、拡声器などを持ち出した。またクラスごとに避難バッグを持ち出し、点呼で仲間を確認。このあと、地元の宮四町会の方々とも連携しながら園児らは津波避難指定ビル(西淀中学校横の市営住宅)へ避難を始めた。宮四町会の方の指示で「公害医療センター」→「公園横」→「西淀中学校前」→「市営姫島住宅前」の経由で訓練の参加者らは4F以上に避難した。

 町内会長の藤本氏の談
 非常にスムーズに移動できた。年4~5回は行うように指示がだせる。町内の手伝いも18名迎えいれてくれて予想を上回りありがたかった。災害への意識は高い。次回は学園にもう少し近いマンションへ交渉して避難訓練を行いたい。

「風の子そだち園」で 防災避難自主訓練 地元、宮四町会の方々と連携


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