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古き「野里」歩く区民ら40人、史跡巡り

 西淀川区野里のまちを巡る「歩いて知ろう!わがまち西淀川・野里地域」が6月5日に行われました。区民ら約40人が約3㌔、2時間の道のりを歩きながら史跡などを巡り、同地域の成り立ちや歴史について学もました。
同イベントは西淀川区未来わがまち会議が企画し、3回目の開催。第1回の一昨年度は姫島地域、昨年度は佃地域を巡りました。
 参加者は、わがまち会議のメンバー・井川聡江さんの案内で大阪市指定文化財に指定されている阿弥陀如来絵像が伝わる成覚寺や圓光寺、多聞寺という中世から野里の地に残る寺院を巡りました。野里住吉神社では府指定文化財の一夜官女祭についての説明を受け、旧中津川の堤防の遺構を見学しました。
270~280年前の江戸中期築で国の登録有形文化財に指定されている池永家住宅では主屋の内部を見学し、資料館に展示された地図などの資料を見て、古き時代の野里のまちに思いをはせました。
友人らと参加した同区佃の女性は「同じ区内でもよほどきっかけがないと野里に行くことがない。知らないことばかりで来てみて良かった」と話していました。

野里住吉神社で一夜官女祭についての説明を受ける参加者

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