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西淀川区役所の栄養講習室で 「男の手料理教室」 開催

 西淀川区役所の栄養講習室で14日、「男の料理教室」が開かれ、区内在住の60歳以上の男性12人が参加しました。慣れぬ包丁作業などに悪戦苦闘しながらも、「男の手料理」作りに楽しく取り組んでいました。
 同教室は同区の老人福祉センターと食生活改善推進協議会さざんか、保健福祉センターが共催で年に2回開催。今年で3年目を迎えました。
 参加者らは2組に分かれ、豚肉の梅風味照り焼きと、ほうれん草や糸寒天などの彩りあえ、糸こんと根菜のいり煮という生活習慣病予防レシピの調理に取り組みました。
 参加者は、日ごろ調理経験があり手際のいい人や慣れない包丁さばきを見せる人などさまざまでした。それでも調理をサポートした食生活改善推進協議会さざんかの女性は「やってみると、男の人のほうが器用だったりしますよ」と話していました。
 参加したAさん(71)は「普段作るのはインスタントものばかり。こんな手の込んだ料理はできないし、そもそも台所でこんなことしてたら、嫁に叱られる」と。だが「いつ何時、一人になるか分からへんし…」と、参加のきっかけでもある自炊の必要性に触れていました。またBさん(68)は調理と試食を終え「おいしくできたし、来てよかった。みんなで作るのは楽しいですね」と話していました。

悪戦苦闘しながらも楽しく料理つくりに励む参加者ら

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