地域(西淀川区)情報トップページ>大震災 鎮魂の光




西淀川区の田蓑神社など3カ所に阪神大震災モニュメント

 阪神大震災から1月17日で17年。あの日の悲しみや衝撃、復興への険しい道のりを知る人々が、願いを込めて被災地に震災モニュメントを建てています。私の地元、西淀川区にも佃にある神社田蓑神社(たみのじんじゃ)、阪神本線「姫島」駅より東へ徒歩11分の鼻川(花川)地区に古くから伝わる「鼻川神社」と阪神なんば線「福」に近い「大野百島住吉神社」にも震災モニュメントがあります。
 佃地区は阪神大震災により、液状化現象やライフラインの一時寸断などで大きな被害となりました。田蓑神社も、社殿が傾き社務所が全壊、標柱も倒壊し、その他鳥居・灯篭・参道に至るまで大きな被害をこうむりました。
 拝殿、社務所等は1995年(平成7年)10月には復興、参道も2000年(平成12年)7月に復興することができた。しかし、1985年(昭和60年)に建設された史料館は、展示ケースの破損などにより、2010年(平成22年)現在も閉鎖されたままです。震災で倒壊した標柱は、金属枠で補強された上で、震災復興モニュメントとして、参道の傍らに保存されています。

淡路灯明まつり(東淀川区) 児童ら制作、東日本犠牲者に祈り

 子どもたちの思いのこもった絵が描かれたパーパークラフトの「灯明」をろうそくの明かりでともす「淡路 灯明まつり」(淡路地域社会福祉協議会と西淡路地域社会福祉協議会主催)が14日、東淀川区内で開かれました。ほのかな明かりに照らされた灯明が、幻想的な雰囲気を演出。イベントの参加者によって阪神大震災と東日本大震災の犠牲者の冥福を祈る黙とうがささげられました。
 地域を知ってもらうとともに防災について意識を高めるきっかけにしてもらおうと、阪神大震災の発生した1月17日に近い週末に毎年行っており、今年で4回目を迎えました。
 夕方、ろうそくに火がともされると、ことしのえとにちなんだ竜などの絵が浮かび上がった。ろうそくの明かりはこのほか、二つの会場を結ぶ道路上にもともされた。
会場をほのかな明かりで包む灯明。イベント参加者が大震災犠牲者への祈りをささげた


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