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「津波避難」400人が訓練

搬送や講演、意識高める

千舟地域

 西淀川区の千舟地区で10月20日、津波避難などを想定した防災訓練があった。住民ら約400人が参加し、地域交流を深めながら防災意識を高めた。

千舟地域活動協議会と地域の各種団体でつくる実行委が主催。「子どもも大人も参加したくなる訓練」をテーマに掲げた。

この日は警察、消防など防災関係機関の協力を得て、早朝から地区7カ所の津波避難ビルで要救助者の搬送訓練を実施。好文学園女子高等学校では識者による防災講演会や子ども向けの「防災スタンプラリー」も行われた。
ラリーでは避難時の注意点などを問うクイズや救助を求める大声大会のほか、卵の殻をガラス片に見立て、新聞紙を折った即席スリッパを履いて脱出する体験など趣向を凝らしたポイントが設けられ、子どもらが次々と〝難関〟をクリアしていた。

即席スリッパを履いて
ガラス片に見立て卵の殻の上を歩く子ども


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