西淀川区佃2丁目の佃幼稚園(平岡公仲学園長)に22日、大相撲春場所(3月10~24日・ボディメーカーコロシアム=大阪府立体育会館)のため来阪している玉ノ井部屋の力士5人が訪問し、園児たちと相撲を取るなどして交流した。 玉ノ井部屋が場所期間中に同幼稚園の母体である田蓑神社(同区佃1丁目)に部屋を構えることから毎年の恒例行事として行われている。
園を訪れたのは、天ノ若、浜東、壱岐の嶋、唐津海、坂口の5力士。園庭で園児と一緒に準備体操をした後、力士たちはしこふみ、股割り、すり足を披露。西淀川区のマスコットキャラクター「に~よん」も応援に駆けつける中、土俵に見立てたマットの上で園児たちと相撲を取った。
園児たちは寒さも気にせず、体の大きな力士に全力で体当たり。3、4人で力士に立ち向かい、土俵の外に座った園児たちの「頑張れー」の応援を力に力士を押し出した。力士たちも負けずに同時に2人の園児を持ち上げる技も飛び出し、場所を盛り上げていた。最後は各土俵で力士を囲んで記念撮影し、両者ともすっかり打ち解けた様子だった。
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同時に2人を持ち上げる〝必殺技〟を繰り出す力士に
園児たちも大喜び
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