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約20年ぶりに西淀川区沖縄県人会再発足、沖縄の歴史・文化を

荒木議員、我が故郷を心から愛す皆さまに尊敬の念を

 沖縄県を愛する郷土出身者らで組織する大阪沖縄県人会連合会(嘉手川重義会長)の西淀川区沖縄県人会の再発足式が19日、西淀川区大和田2丁目の市立西淀川区民会館(エルモ西淀川)で開かれた。約100人の参加者らは、郷土の素晴らしさを確認し、一致団結して県人会を盛り上げることを誓った。
同区の県人会は1946年2月に発足したが92年に会員が激減し事実上、休止状態だった。その後、発起人代表、山端立昇さん(大阪沖縄県人会連合会副会長)らが同連合会主催の運動会やソフトボール大会に参加し、本部とは交流が続いていた。今回、山端さんを中心にあらためて沖縄の歴史・文化を広く郷土出身者や同区民にも理解してもらおうと、再発足にこぎつけた。
式では山端会長が「約20年ぶりに再発足することになり感慨無量。ウチナンチュ(沖縄県人)だけでなく多くの西淀川区民に沖縄の歴史・文化を知っていただきたい」と決意を表明した。
引き続いて同県大阪事務所の登川安政所長、同連合会の嘉手川会長、地元選出の荒木幹男市議の3氏が祝辞を述べ、沖縄出身で阪神タイガースの私設応援団長、糸数勝彦さんが祝いのエールを送った。
 ▽ 荒木幹男市議も参加者らと一緒に〝カチャーシー〟披露
この中で、荒木市議は「私は沖縄大好き人間。学生時代から空手を習い、今はサンシンを習い島唄を覚えたい。山端先代、現在の山端氏にも大変、お世話になっています。沖縄料理も好きで私の体には沖縄の風土が染み付いています。昭和45年の沖縄の本土復帰後も艱難辛苦(かんなんしんく)で大変厳しい道を歩まれました。
沖縄文化を引き継ぎ、沖縄の歴史・文化を発信し我が故郷を心から愛す皆さまに尊敬の念を覚えます」とエールを送った。
このあと沖縄の舞踊や宮古島の民謡(「清村斉さんとピンダ・ピンザ」)、本田あずささん、粟国健次さんらの島唄が披露されるなど会場は沖縄色に染まった。いつしか参加者らも興が乗り、指笛がかき鳴らされる中、両手を頭上に掲げて左右に振り、足も踏み鳴らして踊るカチャーシーでフィナーレーを迎えた。

両笑顔を浮かべ手を頭上に掲げて左右に振り、足も踏み鳴らして踊るカチャーシーを披露する荒木市議

 再発足を祝って披露された沖縄舞踊。

民謡を披露する会員ら
同県大阪事務所
登川安政所長
西淀川区沖縄県人会発起人代表
山端立昇さん
西淀川区選出
荒木幹男市議
同連合会
嘉手川会長
阪神タイガース
私設応援団長
糸数勝彦さん
祝いのエール

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