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西淀川工業高校が制作した「西工ファンタジー」

「ものづくり」の魅力を発信する「西淀川ものづくりまつり2015」(同実行委員会主催)が8月22日(土曜日)、大阪市西淀川区御幣島の区民ホールで開かれました。今年は3Dプリンターや「に~よんのトントン相撲」のトーナメント戦も行われるなど、夏休みで日焼けした多くの子どもたちが目を輝かせて喜んでいました。

■ 製造関連の町工場や企業が集積した我がまち・西淀川

 昭和初期から工業地帯として発展した同区には製造関連の町工場や企業が集積しています。イベントはものづくりの楽しさを知ってもらおうと、各企業や学校が出展し、さまざまな体験コーナーが設けられていました。
6回目となる今回も、様々なものづくり体験ができます。体験コーナーでは「に~よんのトントン相撲」▽「3Dプリンターの実演」▽「ものづくりレンジャーの募集」▽「もぐらたたきゲーム」▽「消火体験」▽「金属ゴマ」▽「ぶんちん」▽「ブンブンごま」▽「マジパンでのお菓子「に~よん」作り」▽「LEDの灯ろう」▽「電子パーツマン」▽「廃材アート」▽「廃油キャンドル」▽「家の模型」▽「ソーラーカー」▽「地元の絵ハガキを作ろう」▽「電子パーツマン」と盛りたくさん。また、展示コーナーでは、西淀川工業高校が制作した「西工ファンタジー」「企業PRパネル・動画紹介」催され来場者の目を引いていました。

■ 夏休みの自由研究もこれでバッチリ!

 3Dプリンターは、通常の紙に平面的に印刷するプリンターに対して、3次元のオプジェを造形する機器で産業用ロボットの一種と言えます。
デジタルな世界とフィジカルな世界の〝架け橋〟になってくれる技術で、アメリカでは小学校にも導入が進んでいます。なんでも好きなものをデジタルな形でデザインし、それをフィジカルな形に落とし込める技術です。この技術で今までなら非常に難しい細工のパーツもつくることが可能となりました。
今年のものづくりまつりでは、実演コーナーを設け、実際に動いている様子や製作物をご見学することができました。また、 今年は「に~よんのトントン相撲」のトーナメント戦が繰り広げられ、子どもたちの声援が会場をこだましました。また、出来上がった「に~よんコイン」はプレゼントされ、喜ばれていました。 好評のマジパンでのお菓子の「に~よん」づくりはもちろん、夏休みの自由研究にも使える体験等が盛りだくさんの企画でした。また、実際に線路を敷いて動く「ミニ電車」の試乗会や、花が好きな区民向けの「ガーデニング教室」や鉢植えが当たる抽選会も行われ、子どもから大人まで楽しんでいただけるイベントで、この夏の思い出になったようでした。
多くの保護者の方が子どもさんと訪れ、自分たちが住む地元・西淀川区内のものづくり企業の優れた技術、ものづくりの大切さを体験を通して知るいい機会になったと感じました。。

3Dプリンターで製作したグッズ ものづくり会場 西淀川区内の企業を紹介したPRパネル


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