地域(西淀川区)情報トップページ>第7回西淀川ホタルの夕べ

報  告

第7回西淀川ホタルの夕べに約1,000人の来場者
 6月6日(土)夕刻より開催しました!まだ明るい頃からホタルを見ようとお孫さん連れの女性やお一人での男性などそぞろ集まり始め、ほの暗くなる頃には引率者付きで見学の小学生の団体など、止めど無い来場者に場内整備の男性ボランティアは対応にうれしい悲鳴でした。
また、受付で“うちわ”を手渡す女性ボランティアも、なんと用意した600枚の“うちわ”も瞬く間に無くなりかけあわてて希望者のみに配り始めたそうです。
 場内にはホタルの生態写真の展示もしてあり、解説する係員も徐々に熱を帯び懸命に説明しておられました。
 都会で見るホタルは一味違うのかも?それとも、故郷は知らないがどこか郷愁を誘うホタルに人々はひとときの安らぎを覚えるのでしょうか?
 このほか、老人保健施設や小学校にも回覧し、より多くの人々に観て触れて貰い自然保護の意識啓発に少しでも役立ってもらえたら・・・との願いもありますが何よりも沢山の人に見て・喜んで貰える事の喜びが大きいと実行委員長.木下さんは語って居られた。
☆このように事業の開催を続けられるのは、影で応援する資金援助の企業・実行委員・開放してくれる施設・来場者などなど≪みなさんのおかげ≫ですね☆

平成21年6月6日(土)開催のホタルの夕べの模様


開催日

平成21年
6月月6日(土)


地図:大野せせらぎの里HPより
時 間
午後7:00~午後9:00
場 所
西淀川区大野下水処理場 「大野せせらぎの里」
会場周辺は駐車場禁止になっていますので、お車でのご来場はご遠慮下さい。
会場内は禁煙になっていますので、ご注意下さい。
事故等につきましては、自己責任においてご参加お願い致します。
主 催
西淀川区蛍の夕べ実行委員会
企画者の
ことば
 源氏ホタルを放流し子供たちや西淀川区民の皆さんに身近でホタルの光る様子を見て頂き、しばしの夏の風物詩を満喫していただければと考え、この計画を立案しました。
 西淀川区では、平成14年7月13日に初めて【NPO法人ひとねっと】が香簑公園で開催。 当時の川北小学校校長ほかボランティアの皆さんで、蛍の成育がわかるパネル展示と説明なども行ない、総数3000人の観衆が押し寄せ夜遅くまで賑わい、関係者は予想以上の反響に驚き、自然への郷愁が誰にもあるのだと噛締めました。
 NPO法人が無くなってからも、当時の関係者にはその時の熱き想いが胸に残り、夢をふくらませ今日に繋がっています。 以後、下水処理場の協力を得て場所を大野せせらぎの里に移し毎年開催しています。 開催に当たりましては、地域企業33社の皆様方、実行委員、ボランティアスタッフ35名、近隣店舗の方、警察、区長、活力ある西淀川区を作る会、そして区民の皆さま、など多数の方から援助や応援を頂いております。本当にありがとうございます!
 将来はビオトープ作りを成功させ “ほたる” が生息する大阪府大阪市西淀川区西淀川区をめざしております。
 区の財産の緑陰道路か矢倉海岸でホタルが見えるかも?
 みなさんも応援して下さい、そして、見に来てください!

ホタルの一生とオス、メスの見分け方
げんじぼたるは、体長12~18mmで日本最大のホタルです。きれいな流れのある川に住んでいます。
産卵(6月)
ホタルのメスは、成虫になってからすぐに卵を産めます。1匹から約500~1000個の卵を水辺の湿ったコケなどに産みつけます。
ふ化(7月/卵期間約1ヶ月)
ほぼ1ヶ月でふ化します。ふ化したらすぐに水中に入ります。
幼虫(8月~来年4月/水中生活約9ヶ月)
幼虫は、約9ヶ月間水の中でかわになをモリモリ食べて成長します。
さなぎ(5月/地中生活約40日)
雨上がりの湿った土に上がり、土のうを作りさなぎになります。
成虫(6月/飛翔)
オスが先に羽化し、メスは1週間ほど遅れて羽化します。成虫になってからの寿命は約2週間です。
メスの特長
発光器がひとつで、葉っぱの上に止まってオスの発光にこたえて光ります。
オスの特長
発光器が二つあり、メスよりか発光器は大きいです。水辺を飛び回っているのは、ほとんどがオスで、オスは飛びながら光ります。

参考資料
鳥川のゲンジボタルの一生・朝倉川育水フォーラム
ホタルの成虫の餌(えさ)は何を与えようかと心配になりますが、草の葉にたまった水滴など、水を飲むだけで生きられますから、容器の中を霧吹きなどで綿をしめらせます。

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