☆18禁っぽい小説☆
日曜日の朝、
冴子は少々眠そうな顔をして待ち合わせの喫茶店に現れた。
仲良し三人組の恵子と里美は興味津々の面持ちで
彼女の耳元で質問を投げかけた。
『で……どうだったの、昨夜は?』
『泊まったんでしょ、彼の部屋に。』
二人の問いかけに冴子はうつむき加減に告白を始めた。
『……ウン。それが……その……彼ったら激しくて。
一晩中、眠らせてくれないの。』
二人は顔を見合わせ、呆れた顔をして見せた。
『そ、そんなにすごいの?』
『ええっ、とっても。何と言ったらいいか……。
あれはもう病気じゃないのかしら……?』
『でも。男なら多少は……あるんじゃないの?』
里美の言葉に冴子は首を振った。
『だって、彼って大きいんだもの。
そりゃあ、他人とは比べたことなんてないけど、
多分大きい方だと思うわ。私、これじゃあ身が持たないわよ。』
『でも冴子。あなた、別れられるの?
別れたくなければ我慢して慣れるしか無いと思うわ。』
確かにそのとうりだ。そのとうりなのだけど……。
『ちょっと自信無いなー。何かいい方法はないかしら?』
『あるある。彼の部屋に泊まらなければいいのよ。』
『ああっ、そっかー。うん、そーだよね!』
その夜、冴子は彼からの電話にこう答えた。
『私、もうあなたの部屋には泊まらないからね。』
『えーっ、何でだよう?また来いよ。』
『だ・っ・た・ら・そのいびき、何とかして頂戴!』
二人の前途は何とも多難なようである。
ミニストーリー(いびきの煩い男)完