ある日王様が行方不明になってしまいます。サファイアたちは城のすみずみまで探すのですが王様の姿はどこに見当たりませんでした。そこへジュラルミン大公が朝早くに北の谷で王様の姿を見かけた者がいるという知らせを持って来たのです。サファイアは急いで北の谷へ向かいますがそこで見つけたのは断崖にひっかかった王様の靴でした。結局王様は北の谷へ転落して死んだものとされ、サファイアが王位に着くことになったのです。お城ではサファイアの戴冠式の準備が進められていくのですが、ジュラルミンとナイロンは戴冠式の席上で王妃に毒のお酒を飲ませようとしていたのです…。





いよいよ前半のクライマックス。なんでもこの話が「リボンの騎士」の中で一番視聴率が良かったそうです(手塚治虫先生が生前テレビ番組の中でそうおしゃってました)。子供の頃、「リボンの騎士」が放送されるたびに、結末はわかっているくせにこの戴冠式のシーンになると「ああっそのお酒を飲むなあ〜飲むんじゃなーい!」と心の中でわめきつつ、手で半分顔を隠しながら見てました(笑)。