クールランドのツララ女王は大変心の冷たい人物で、自国の武力を使って次々と近隣の国々を我が物にしていました。そして女王が次に目をつけた国はシルバーランドでした。サファイアが手強い相手だと判断した女王は、ジュラルミンやナイロン、魔王メフィストらと手を組みます。サファイアをクールランドにおびきよせた女王は、その留守中に王様とお妃様をメフィストにさらわせるのでした。おまけにサファイアはワナにはまって崖から落とされてしまい、その時浴びた毒のけむりのせいで目が見えなくなってしまいます。やっとの思いでシルバーランドに帰り着くサファイアですが、女王が送りこんだ偽者のサファイアに城から追い払われてしまうのです…・





一難去って、また一難。どころか、二難、三難ぐらいの目にあわされるサファイア。畳み込むように試練が襲ってくるという全編を通して一番キツイ話かもしれない…。メフィストの悪役ぶりが一番発揮されているのもこのシリーズですね。憎まれ役の本領発揮ってところです。