海の砦に来ていたサファイアは、小船に乗って流れて来た少女を見つけます。そこへ少女の追っ手が現れ、少女と間違われたサファイアは、遠くエジプトまで連れて行かれてしまうのです。実は少女は死の神の祟りを鎮めるために捧げられる生贄の一人で、サファイアは少女の身代わりとして他の娘たちといっしょに生贄にされそうになります。サファイアは祟りなどは迷信だとエジプトの王子に直談判しますが、神官のいいなりになっている王子は儀式に口出しができません。とうとうサファイアは生贄としてピラミッドの奥深くへと連れて行かれるのですが…。





何故かエジプトが舞台のこのお話。あまり真面目に時代考証などは考えないようにしましょう。ところでこの回のサファイア、ちょっと消極的です。いつもお城の塀から飛び降りたり、窓をぶちやぶったり、崖から落ちてもぴんぴんしてたりするのに、おとなしく捕まったままチンクの助けをひたすら待ってます。さすがにエジプトじゃ遠すぎて一人で逃げ出すのは難しいと思ったのでしょうか…。それにしても船で流れてついた少女はエジプトに帰してもらえたのでしょうか?