もとは天使だったチンク。そう、チンクは女の子に生まれるはずの子に男の子の心を与えてしまい、その罰として地上に堕とされてしまったのです。再び天使となって天国に戻るためにはその女の子、サファイアから男の心を抜き取らなければならないのです。ところがなかなか男の心を回収しないチンクを見かねて、天国から天馬が降りて来たのです。天馬はサファイアから男の心を抜き取ろうとしますが、今のサファイアには男の心が必要だと考えるチンクはサファイアを天馬から遠ざけようとします。そんなチンクの心配をよそにサファイアは天馬がいればシルバーランドが幸福になると思い、天馬を捕まえようと夢中で天馬を追いかけます。しかしナイロン卿がサファイアを出し抜いて天馬を捕まえてしまうのです…。





第1話に登場しなかった天国でのエピソード(原作では物語のプロローグとなっている)が、8話目にしてチンクの回想という形で登場。この話、途中の展開がちょっとまとまりが悪いんだけど、冒頭に重要な天国のシーンがでてくるのと、ラストシーンがなかなか良いので、「リボンの騎士」の中では必見のエピソードだと思います。終わり良ければすべてよし!?