こんにちは〜RUPISUです♪
前回の記事で、プリンタヘッドの無水エタノール入りタンクに交換する方法
でのクリーニングをご紹介しました。
http://www.cwo.zaq.ne.jp/rupisu/blog/blogpage_s-entry-10473426281.html
しかし、プリンタ自体にクリーニングの回数などをカウントしているようで
ヘッドクリーニングを行うと多量のインクを消費しますので、それの受け皿
となる、「廃インクタンク」が満タンになるというわけで、それを警告する意味です。
プリンタを分解してみると・・・
プリンタヘッドも取り外すと、ヘッドクリーニングと保湿パッド部分が見えます。
とりあえず、ここは綺麗に無水エタノールで拭いておきたいですね。
そして、「廃インクタンク」なるものは、プリンタヘッドの移動する真下に
装備されており、この機種では、スポンジの下に見えます。
白い部分がそれですが、この場合まだ吸収体が満タンではないことが
容易に理解できます。 満タンだと、真黒になってます。
その場合は、更に分解して、適当な吸収体を代替品としてつければよいと
思います。 今はこれはヘッドと同様に一般には手に入りません。
(厚手のクッキングペーパーを何重にも重ねると使えるかも?)
さて、今回は吸収体の交換の必要はなかったのですが、プリンタの状態で
あとどのくらいで満タン表示されるかを知ることができます。
方法は・・・・まずはメンテナンスモードに移行させます。
電源を切った状態で・・
@リセットボタンを押したまま電源ボタンも押し続けます。
A電源ボタンを押したまま、リセットボタンだけ3回押します。
これでメンテナンスモードに入ります。
そして、内部レポートの印字方法は・・・
@メンテナンスモードにします。
Aリセットボタンを1回押します。(2回押しても出ます)
B電源ボタンを1回押します。
これで、レポートが表示されます。
リセット方法は各機種とも違いがあるようで・・・
今回は色々試して・・・・
@メンテナンスモードにします。
Aリセットボタンをn回押します。(n=4〜11)
B電源ボタンを2回押します。
@からBの操作をnを4〜11に変更して行ってみてください。
これでリセットされました。
上の赤丸の方がリセット前で、54.4%・・・
下の赤丸はリセット後で5.8%・・・
このリセット操作をすると、これまでUSBに認識されていたプリンタ
ではなくなるので、もう一度プリンタの接続設定を行わなければなりません。
ご注意ください。
そして、インクタンクを取り付けて、最後にクリーニング。
そして、印刷してみると・・しっかり印刷できています♪
そして、分解した部分をもと通りにすれば、修理完了♪
ここまで自分で行うには知識が必要ですが、工学系の高校生以上の
人なら理解出来ると思います。
これで修理は終了しました。
メーカーに問い合わせると、ヘッド交換で送料を入れると9000円程
廃インクタンクの交換だと更にかかるとのことでしたので、新しいものに
買い変えた方が良いとも受け止めれる金額を提示してきます。
廃インクタンクの交換は、時限爆弾のようにいつ起きるかわかりません。
ある程度使用すれば出るのであれば、ユーザーでも交換できる機構に
すべきところを、メーカーは、ヘッドも吸収体も2008年から外部に売ら
なくなりました。 変な話です。
でも負けません・・・今回もほぼゼロ円修理でした・・・WIN
それでは〜♪
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